長距離巡航ミサイル

隣家に暴力団関係の人が住み着いて時々不穏な行動をとるので安心して住むことが出来ない状況と同じようなものです。11日と12日の2回北朝鮮が長距離巡航ミサイルの発射実験に成功したと発表したが、日本での報道はかなり遅れました。1500㎞飛行して目標に命中したとされています。地上50~100mをジグザグや上下飛行を繰り返し、レーダーには捉えられていない模様。迎撃できることは難しいレベルまで来ているのではないかと指摘されています。そして最も問題なのは「日本全体が完全丸ごと射程」圏内に入るということです。仮想敵国が韓国なら1500㎞の距離を持つ必要はなく、中国やロシアも圏内には入るが決してそうではなく、唯一のターゲットは「日本と在日米軍」です。そんな恐ろしい隣人が居るのに我が国と国民の意識がどれ程かと考えると大いに疑問に感じます。第2次大戦で敗戦した日本にとって不戦神話は理解して余りありますが、国民の生命と財産を守るのは当然の義務です。ただ今の現状での国防は非常に不安定に感じます。今回のような事件も右から左に流されて仕舞いがちで、国民一人一人の意識啓蒙が急務であると痛感させられています。戦争は誰も好みませんが、防衛とは意味が違うということをしっかり理解していきたいと思います。