展示会の後処理

一日中の立ち通しは流石に腰に来てしまい、展示会の翌日は腰痛に悩まされます。しかしそれ以上に交換した名刺の整理から始まって各種の戦後処理が山積していますので取り組まざるを得ません。今回も「是非まぐろまんの導入を検討したいのでサンプル持参で説明をお願いしたい」という要望が入っていて、とりあえず名刺客のランク分けから始めています。同時に主催者に向けての報告書の提出も時間を要します。それでも居並ぶ強豪の一流メーカーや商社と肩を並べてまぐろまんを出展できることは無上の喜びでもあります。商社の一人が「数ある商品の中でもまぐろまんは息が長い方だと思いますよ。」と声を掛けてくれて改めて商品力の強さを実感させられましたが、それを結果に繋げるのが営業力です。この商品力と営業力を合体させて強力な「ブランド」を作り上げて行きたいと思いますし、結局一流と言われるブランドもその積み重ねで出来上がったものなので、誰もが知る「まぐろまん」を目指し。まずは目の前のこの一社に受け入れて貰えるように最大限の力を投入しようと思います。


久しぶりの展示会

「どうしてそんな凄いマグロが出来るの?」「もしそれが本当なら奇跡のマグロですね」「是非うちのお店にサンプルを持って説明に来てください」「マグロを以前は使っていたがロスが多いし使い方も難しいので今は止めています。もしそのマグロが説明通りならぜひ使って見たい」「とにかくサンプルを直ぐに送ってください」・・・・・展示会が本当に面白いのは現場の方々と直接触れて話し合うことが出来ることです。まぐろまんを始めてもう5年以上経過しているのに全く認知されていません。当然と言えば当然ですが、営業力不足は否めません。それでも会場に集う方々に試食して貰うと異口同音に「美味しい。モチモチ感があって生のような感じがする」という感想が大変多いです。ある意味期待通りですが、それを使ってもらうまでが営業の仕事です。今回も沢山の方々と名刺交換をしました。このお一人お一人と出来るだけ交流を重ねながらまぐろまんの魅力を知って頂き、その上で使って頂きたいと心底願っています。


7月がスタート

何故か月日の経つのが猛烈に早いのを痛感しながら、あっという間に6月が過ぎ去り、今年も半年が経過して行きました。幸いまぐろまんの出荷数量は前年対比も目標数量も超過して新しい7月を迎えました。毎月月末に開催している支援サポーターさんとの打ち合わせで、今回はインフォマートの件を教示して貰いました。先月19日にインフォの担当者とZOOM会議を行い、使い方などの説明を受けたのですが理解できにくい部分もあって悩んでいました。その点をチェックして貰いましたが、「やはり対面だと非常に分かり易い」と実感しました。メルマガを作って掲載すれば効果があるとのことでしたが、いざ一人で作成しようとしてもなかなか前に進めずストップしていました。今回その内容を対面で聞きながら何とか完成させました。そして全国各地約8,000件に向けて「まぐろまん」メルマガを発信してみました。30日(金)の月末週末ということもあって厳しい時期での発信だったかもしれませんが、何とか一歩前進した感じです。今月は更に視野を広げて行きたいと思っています。


1月-6月好調

3年続いたコロナ禍も、消滅はしていないものの5類に移行し徐々に通常の生活に戻りつつあるこの頃です。街の活気もインバウンドと共に帰ってきたように見受けられます。ちょうど円安ということもあって海外の観光客は日本での観光を満喫しているとの話を聞きました。日本人は物価高に悩まされている中、彼らはその円安の恩恵を十二分に味わっているようです。この効果が巡り巡って日本人にも行き渡ることを本当に願うばかりです。さて、まぐろまんはというと、結果的には時代の流れに流されることもなくマイペースでこの半年間は推移して来ました。数字から見ると『前年同月比は66.6%、目標達成率では55.5%』でいずれも残り半年で順調なペースで推移していることが分かります。現在の生産力には限界があり、このままでは既存得意先にも迷惑が掛かり兼ねないということで経営陣は様々に苦慮しています。現時点ではまだ明らかには出来ませんが、次のフェーズに入るための準備を着々と進めていることには間違いありません。先日の懇親会で商社部長は「何千種類の商品を扱っているが『まぐろまん』ほど息の長い商品はないね」というコメントを頂きました。


親睦会

まぐろまんの草創期から支援し協力してくれている商社部長とほたて製造販売会社の担当者と3名で親睦会を開催しました。場所は大阪駅前第3ビル地下の居酒屋さんです。なぜこの居酒屋さんかと言えば、既にこの春から継続してまぐろまんを使用して頂いていることから試食を兼ねてということで6時に集合しました。先に来たメンバーから「『予約が入っていない』と言っています、どうします?」との電話が入り急いで駆け付けてみると、「大丈夫、分かりました」というので「どうでしたか」と尋ねると「予約帳に氏名ではなく『まぐろまん』という名前で予約されていました」ということでいきなり大笑いから始まりました。初期のエピソードの中で商社部長が「広島の銀行マンが2人連れで訪ねて来ました。『三宝水産が新工場建設のために融資を希望していますが、果たしてこのまぐろまんは大丈夫でしょうか』との問いに『全く問題ないどころかこのまぐろまんは将来とんでもなくヒット商品になりますよ』と回答したというのです。その一言がなければ果たして融資が通過したかどうかも分からない所でした。ほたて担当者も非常に驚いて「あなたこそ真のまぐろまんですね」と、最後は爆笑でした。


秋メニュー

出荷数量ベスト5に入る得意先の中で、全国90店舗を持つ高級老舗割烹があります。今までは春メニューだけということで3月、4月、5月の3ヶ月間に集中してまぐろまんを大量に出荷していました。各店舗用として5㎏箱を準備し、関東圏、関西圏、そして九州圏の3ヶ所にある配送センターに一括納品するスタイルで継続して来ました。そして本日正式に担当者から「秋メニューにもまぐろまんを使用することが正式決定しました」という通知が届きました。9月、10月、11月が秋メニューの期間ですが、ここは2ヶ月前から試食や準備のために出荷する必要があるために7月下旬から始まります。工場に確認してみると「信頼して使って頂いて来た得意先なので精一杯に頑張って作るように心掛けるから」という返事でした。全国で名の知れ渡った老舗割烹でまぐろまんが評価され受け入れられていることが本当に生産現場としても嬉しい限りですし、営業としても「やって来て本当に良かった」と思えるひと時です。「良いものを作れば必ず受け入れて貰える」というのが亡き開発者の大きな思いでしたが、それがまた一つ積み重ねられたことが証明されました。


スライス

「まぐろまんを寿司ネタとして使いたいのだが、生憎調理できるしっかりした料理人がいない」との声を最近はたびたび聞くようになりました。そこでまぐろまんのスライスを作って欲しいという要望は結構上がって来ますがその度に「弊社の工場では冊までが精一杯で、スライスを作る人材がおりません」と断り続けて来ました。かつてのように和食店や割烹、お寿司屋さんで本格的な職人さんが本当に激減しているようです。現代は、包丁を持って調理するというよりは、出来上がった材料を並べて提供するという風に大きく社会が変化しているようです。それは和食だけではなく洋食やホテルでも同じことが言えるようです。ですのでその象徴とも言うべき「スライス」が本当に重宝される時代だと思いました。長崎の老舗ホテルからも夕食バイキングに提供するお寿司のネタで本マグロのスライスの案内をして欲しいという依頼を受けました。既製品は本当に見事で、1枚が9gときちんと整っています。味もしっかりしています。ただ何か大事なものを忘れて来てしまった感じだけは残ります。


カーナビ、再び

今月14日、トヨタのショップに出向いてカーナビを検査して貰いました。あんなに位置がズレていたのに隣に整備士を乗せて一緒に走ってみると「全くズレていない」のです。1ヶ月半これに悩まされてようやく直してもらえると思ってやってきたのに「異常見られず」とのことで、整備士も「これで納得がいかなければ次回は車を預かって検査してみましょう」と言ってくれて、日曜しか空いていないということで25日10時に予約を入れました。それから戻ると再び毎日ズレる現象に悩まされ、ようやく昨日再び検査して貰うために一日預けました。夕方電話が入り「全く異常はありません」との電話を貰い、「どうして」と思いながら引取りに行き、その際も別な整備士を同乗させて街中を走ってみました。頭が可笑しくなるほど「異常がありません」さてどうするかと考えていたら「その現象が起きた様子を動画で撮って貰えませんか」との助言を貰ったので今度はそうしようと思い帰路に着きました。そして今朝運転してみるとやはり異常現象が出ています。誰かを助手席に乗せてしっかり動画を撮ることに決めました。


冷凍庫(ストッカー)点検掃除

大阪支店には営業用としてそんなに大きくはない冷凍庫(ストッカー)があります。毎年夏が近くなるころに電源を抜いて中の大掃除をすることにしています。先日得意先から「マグロの切り落としの見積が欲しい」と言われて提出すると今度は「サンプルを出して欲しい」との依頼を受けました。ストッカーを開けてみると1pc(500g)はありましたが、入庫させたのが2ヶ月ほど前になるので心配になって、本社から直送することにしました。通常の冷凍品なら全く問題はないのですが、マグロとなると例えそれが切り落としであってもかなり神経を使います。ここのストッカーは「まぐろまん」専用ですので−18℃で設定されていますが、一般のマグロは当然−50℃の超低温冷凍庫に保管しない限り変色を免れることは出来ません。この切り落としは他社製品なので本社の超低温冷凍庫でしっかり保管されていて、そこからの出荷であれば問題ありません。この時期、冷凍庫の掃除をしながら通常温度帯の冷凍庫で保管できる「まぐろまん」の偉大さをつくづく実感します。


沖縄輸送

沖縄へまぐろまんを送っています。内地(本土)と違ってちょっと特殊です。その上得意先の担当者が退職したため新しい担当者にその仕組みをもう一度説明する機会となりました。最短の輸送方法はヤマト便です。1箱(10㎏)で3,650円(クール代込税別)掛かりますが中2日で届きます。まぐろまんの単価に365円/㎏上乗せされることから今までは使用していません。実際に使っているルートは松山出荷(金曜日)➡大阪港到着(土曜日朝)・大阪港自社船出航(土曜日夜)➡那覇港到着(翌月曜日)➡得意先納品(火曜日)という形で送料はランティック便8,500円(松山➡大阪)です。大阪以降の船便は得意先の便のために計算に入れていません。問題はランティック便の最低ロットが10箱ですのでまぐろまんへの上乗せは85円/㎏でしたが、新しい担当者が「10箱ではなく5箱にしたい」と言って来ました。ところがランティック便は1箱から10箱までが同一料金の8,500円になるので、5箱にした場合は170円/㎏の上乗せ金額になってしまいます。検討の末に賞味期限の問題から5箱にするという結論になりました。今後の理想は沖縄の「業務用超低温冷凍庫」にある程度のまとまった数量を確保して置くことだと言い、研究しようということになりました。