やむなく値上げへ

東京出張の2日目は「ウニ」を扱う業者を訪ねて商談。問題のロシア産が入荷して製品を作ることになったがそれがいつまで続くかは全くの不透明ということでした。そこで北海道と三陸で取れたウニを加工し販売する方向での商談が進んでいます。元々大手宅配寿司専門店への納品を主流としていた業者ですが、縁あって一緒にやるなら商談しましょうということで今回の訪問に。同じ水産系でも商材が違うと内容的にもかなり難しいものがありますが、国産商品として扱えることと差別化ができる商材ということで非常に前向きになりました。2日目の日程を終えたあと我が社の代表とまぐろまんについての協議を行いました。結論から言えば「6月値上げ」ということになりそうです。燃料費の高騰、円安を通じての原料高、更に新電力の打ち切りによる電気代の値上げ、パート従業員の賃上などを全て加味しても400円程度の値上げに踏み切らざるを得ないという苦渋の決断でした。得意先には非常に苦しい通知になってしまいますがこの苦境を乗り越えるためにはどうしても必要な最低手段と判断しました。コロナ禍とウクライナ戦争のダブルパンチの影響がここまで来るとは夢夢考えてもみませんでした。