五輪、もう一つの感動

連日の健闘で日本の金メダル数が過去最高の20個を獲得し更に更新を続けています。たまたまテレビの画面から飛び込んで来たのがスケートボード(パーク)という競技の決勝戦で、もしかしたら日本の女子で初めて金銀銅を独占するかもしれないということでつい見入ってしましました。結果は世界ランク1位の本命選手が1回目の挑戦で転倒し、それが響いて結局4位になり、英国選手(母は日本人)が3位に、そして堂々と金メダルと銀メダルを日本選手が獲得しました。それで普通の競技なら良かった良かったで終わるはずなのに、このスケボでは本当にビックリしました。何と4位になった日本選手を他の敗北した選手たちが抱きかかえて健闘を讃えているではないですか。こんな映像は初めてで本当に衝撃を受けました。しかも決勝に残った8名のうち5人が10代(2位の選手は12歳最年少)でした。平和の祭典とは言え、競技は国と国の戦いで時には一触即発に。そんな中で見たこのスケボの姿は「未来の五輪の形」のように強く強く感じました。困難極まりない地球環境ですが、10代のこれからの未来を担う子供たちから大きな希望を貰ったひと時でした。