元の鞘に収まるもんだ

初戦からの大連敗でスタートし最下位に屈してきた阪神タイガースが、交流戦の最終カード「関西ダービー」でオリックスバッファローズに3連勝して締め括り、12勝6敗の2位で終了しました。この間に最下位を脱出し他のチームとの兼ね合いもあって4位に浮上して来ました。「投高打低」と揶揄されながらなかなか投打が嚙み合わない日々が続きましたが、最終日の昨日はガンケル投手が完封こそ逃しましたが見事に初完投で勝利し、打線も繋がり打つべき者が打ってようやく投打が噛み合っての勝利でした。地元ながら元々は実力のあるチームですので、後半戦はぐんぐんその実力を発揮して行くものと思います。途中経過でどんなに負けが込んでいようが難しい状況に晒されようが勝つべきものは最後には必ず勝つし、例えどんなにスタートが良くても力なきものはいずれは落ちて行くのが常であり、真理であると思っています。「絶対に負けないし、最後には絶対に自分たちが勝つ」と確信を持って信じ続けるところが勝利を掴むもんだと信じます。それはスポーツの世界だけではなく、事業においてもまた人生においても「元の鞘に収まる」と固く信じています。