故郷の老母

『有り難う身体の具合は今の所大丈夫です。徐々に向こうの山(黄泉の国)には進んでいるでやう(よう)ですが今鳥屋(自分の住む部落名)に年たか(最高齢者)が私一番です。でもコロナがなくなるまで死にたくない。有り難う頑張ります。私メールもしこし(少し)は上手なったかなぁと思います。』今年3月で96歳になった老母からのメールです。若かりし頃は戦争を経験し、今またコロナ戦争に遭遇しながらも逞しく生きています。ボケ防止のためにメールを教えると面白がって返信してきます。100歳を目指す母を時々登場させたいと思います。