粗大ごみ

5年住み慣れた事務所から初めて粗大ごみが出て来ました。昭和アナログ人間にとって初めて挑戦することはいつも「未知との遭遇」です。時代が日進月歩に飛んでいくのに恐る恐る前に進むしかないようですが、どんなことにも挑戦し続けないと生きられないようになっているようです。さてその粗大ごみですが、電子レンジと電気スタンド。どちらも寿命というか使い物にならなくなってしまい、行政が運営する「粗大ごみ収集」に依頼しなければなりません。ホームページから「粗大ごみ収集」を見つけ出し、IDとパスワードを設定して登録を行い、しかる後に収集の申し込みを行います。あらかじめごみの種類が記載されていてその中から相応しいものを選択し、サイズを測り、画像を撮ってそれを添付せよとの指示です。料金はどちらも400円、近くのコンビニか郵便局でシールを購入し、それを貼付けて指定日(1週間後)の朝8時半までに出すようにとのことでした。何とか辿り着いて、確認の返信メールが届きましたが生きて行く上で全てがこんな調子ですので「慣れなければならない」と思いながらも、頭の構造がデジタルになっていないのでその都度切り替えが大変です。まだ何十年か生きなければならないのにちょっと窮屈です。人付き合いも大変ですが、機械との付き合いの方がもっと大変な高齢者です。