侍ジャパン「世界一」奪還

「日本3-2米国」厳しい決勝戦だったが見事に日本がWBCの頂点に輝きました。本当に感動すると同時にたくさんの力と勇気を貰い、また日本中が歓喜に沸く瞬間に立ち会うことが出来ました。ここからは個人の感想です。20ヶ国のどのチームも短期決戦という難しい状況下を戦い抜く中で、ジャパンは最初から年長格でメジャーリーガーのダルビッシュ選手が30名の選手の中心となって常にまとめ役(陰の中心)に徹したことが大きな勝利の要因だったと思います。それに対して世界の二刀流大谷選手が「絶対に最後まで戦い勝つ」という熱い思いを選手全員に手本(表の中心)となって浸透させたことは更に大きな要因でした。チームプレイなので個人がどんなに優れていても一体感がなければ負けてしまいます。逆に個人の不振があっても誰かがカバーし合って繋ぎ続けて来たのがジャパンでした。最も優れていたのはやはり監督でした。個々人の状況を瞬時に読み取り的確な判断と采配を振るったこと、そして「選手への厚い信頼」こそが栄光への大きな鍵だったと強く強く感じました。