寒波の日に

日本列島ではこの冬一番の寒波が襲来したとのニュースが流れています。生まれ故郷の日本海側地方も吹雪の映像を見ながら、ついつい幼き頃のことを思い出していました。汽車通学だった高校時代は自宅から駅まで約4㎞の道のり、その大半が田んぼなので吹雪になると道路がなくなってしまい一面真っ白の状態になってしまいます。道路の隣には用水路が流れていますが吹雪で前が見えなくなり危うく落ちかけたことが何度もありました。もうこんな天気は御免だと何度も思ったものでした。今、関西圏の雪のない世界に住んでみると「懐かしい故郷にはもう戻りたくない」とこの時期、吹雪の画像を見る度に思ってしまいます。正反対に当地は毎日「真っ青な晴れの日」が続きます、寒いのは仕方がありませんが。さあ2022年も残り半月になりました。有終の美を飾れるように最後の拍車を掛けようと思います。