電話は鳴り続けて

①関東圏に出荷している問屋さんからは「まぐろまんの商品としての評価は非常に高く、次の提案としてエンドユーザー向けの海鮮セットに導入したいと考えている。その際現行の200gパックから100gパックに対応できないか」との問い合わせでした。「加工賃が若干かかるが可能です」と回答いたしました。②「まぐろまんに限らず何故マグロは黒変するのか」との根本的な問い合わせが続けて舞い込んできました。「もともとマグロにはミオグロビンという物質がありそれが空気中の酸素と結合して赤色になりますがこれをオキシ化と呼んでいます。しかし時間が経過するとミオグロビンはメトグロビンに変化し徐々に黒変していきます。この現象をメト化と呼びます。また酸素が足りなくなったりするとメト化が進み黒変が早まります」と答えて理解して頂きました。③「2年ぶりに電話するのだがもう一度まぐろまんの見積もりが欲しい」との電話に対しては「ここ最近マグロの原料が極端に高騰していることから今までの価格から若干高くなりますがよろしく」と見積書を送信しました。④「まぐろまんの産地はどこですか」に対しては「漁獲地は太平洋ですが、一括表示の産地には国名を記入するという規則になっているので『台湾』とか『韓国』などになっています」と答えました。このようにどんな内容であれ電話を頂くのは非常に嬉しいことです。