麻薬(?)のよう

「大阪駅前にある高級ホテルのステーキ専門店にまぐろまんを紹介して欲しい」という依頼が入り、商社部長と同行営業に行って来ました。「えっ!ステーキ専門店へ?」と思わず叫んでしまいました。待ち合わせをして訪ねてみると案の定高級感溢れるお店でした。程なくして料理長が出て来られて商談が始まりました。「本部からは魚介類は使わないように」との方針は出ているようですが「どうしても箸休めには海鮮を入れたくて来て貰いました」とのことでした。マグロは前職の時に使っていたが変色などでかなり厳しい思いをしたと話してくれました。早速サンプルを見せて解凍して貰いました。思わず「感動してしまいました」と言うほど鮮やかな赤色のマグロが現れ、試食して見ると「マグロ独特の臭みが全くなく、本当に美味しい」との評価でした。数量的には多くはないかも知れないが使って見たいということと、ユッケと併用しながら「食べ比べ」として出しても面白いかも知れないとのことでした。誰かが「まぐろまんは麻薬だ」と表現した人がいます。「一度使うともう止められなくなってしまう」というのを思い出してしまいました。