80億人

今年11月には80億人を突破するという世界人口。少子高齢化が止まらない日本の事情とは裏腹に世界はどんどん人口が増え続けているというニュースが流れました。2080年代には100億人の大台を突破する見通しだとか。当然その時代には生きてはいませんが。かつて幼き頃は30億人と聞いた記憶がありますが、まさか自分の生きている間にこの地球上に80億人もの人類が住むことになろうとは夢にも思わなかったことです。更に間もなくインド(16億)が中国(13億)を抜くことは間違いなさそうです。さてそうなると人類はとてつもない難問に直面して行くはずです。狭くなった地球上でどのように五色人種が「共存」出来るのかを真正面から解決していかなければなりません。もう戦争などをしている場合ではないのです。どの国に生まれるかという選択権を持たない人間は、どんな国に生まれようとも、生まれて来たからには「誰もが幸せに生きる権利があり、絶対的にそれを保障する力が必要です」。生まれながらにして難民になったり、食糧難に追いやられたり、弾圧を受けたり、戦争に巻き込まれたり・・・・というのはもうこの時点で終止符を打たなければなりません。最低限、国家は国益のみの追及を最善とするのではなく、国境を越えた地球規模における真の幸福を基本とした理念を構築する時を迎えなければなりません。それが出来るのもまた人間です。今こそ強いリーダーシップを必要とする時なのに、人類はまた一人巨星を失ってしまいました。彼は間違いなくその難問を解決できる人物のひとりであったはずです。