7日と8日の2日間、2次問屋の展示会に参加しました。1次問屋の部長はじめ担当者2名が一緒にブースに入りまぐろまんの試食を手伝って貰いました。1次問屋の部長も今回の展示会は初めてということでお互いに戸惑いながらお客さんを待ちました。この2次問屋は主力商品が「酒類」ということで全国の酒造メーカーが一堂に会する非常に特殊な展示会でした。初日1200名、2日目は1000名ということで予想を遥かに上回る試食サンプルの出具合には度肝を抜かれてしまいました。結局初日は全く足りなくて2時頃には追加を余儀なくされてしまいましたし、かなり余分に作った2日目もほぼ完食でした。展示会の90%以上が酒類なので来場者もそれを見越して来られるのですが、今回2次問屋の担当者が非常にまぐろまんに感銘を受け、「私が受付に立って来場者にまぐろまんを㏚しますから」と意気込んでいました。その効果か、「かつて経験したことがない展示会だね」と1次問屋の部長と何度も顔を見合わせました。名刺交換も2日間でかなり受けましたので、いよいよ明日からそれを収穫する作業に入って行きたいと思います。
釜山国際水産EXPO2022
1日に出国し4日に帰国。関西空港と釜山金海空港までは約1時間余り、本当に近い、国内の遠方よりもずっと身近ですが、問題は事前の手続きにありました。入国時は「Qコード」と「K-ETA」を取得していた分スムーズに行きましたが、帰国の際の入国手続きで「MySOS」を取得していましたが、インバウンドの観光客が多すぎそれに巻き込まれて空港を出るまでに1時間半以上かかってしまいました。それでも久しぶりの国際線での人の多さに「経済の回復」を祈るばかりでした。さて現地での商談会での感想は「主催者『水協』の奮闘ぶりは評価できるものの入場者の余りにも少ないことに大きな落胆」を覚えてしまいました。セットされた商談会でのマッチングでは12社を予定していましたが、実際にブースに来たのは5社のみでした。一般の入場者も本当に少なく、日本の業者からも「これは本当に大変だ、気の毒だ」とか「開催できただけでも評価しよう」などの意見が聞かれました。折しも居梨泰院事件の直後であったり、北朝鮮からのミサイル発射があったりで慌ただしく落ち着かないEXPOになったしまいました。まぐろまんのサンプルを渡した業者も2件ほどあり、面白そうな話ではありましたがこちらも長期戦になりそうです。しかし今回の商談会が「コロナ後の回復の証し」のきっかけになったら嬉しいことだと思いました。
海外に向けて
東南アジアでは人口が増えていると同時に経済も上向いているということです。中国地方の特殊な冷凍機を製造している社長から「ベトナムやタイに向けて冷凍すしを輸出しようと考えているが、その際に問題なのがやはりマグロだ。まぐろまんを試してみたいと思うが有償サンプルを送って欲しい。」との依頼が入りました。牡蠣業者と共同で製造工場を建設する計画があり、半年間は牡蠣の製造で使うが、残りの半年を冷凍すし製造にしそれを東南アジアに輸出する計画だという。11月5日に15人ほどで試食会を開催するので前日までにまぐろまんキハダ2㎏と本マグロ天身2㎏を会場まで届けて欲しいとのことでした。試食後はその冷凍すしを超低温冷凍庫で保管し、どの程度品質を持続できるかを試したいそうです。冷凍すしの一番の問題点はシャリ(お米)の白露化で、解凍するとポソポソになって食べられません。その課題は特殊な冷凍庫で解決できるが、もう一つの課題がマグロも色目、こちらはまだ確定していないのでまぐろまんに大いに期待しているということでした。まぐろまんならその願に応えられると確信しています。
社内試食説明会
来月7日8日の2日間企業(2次問屋)主催の展示会があります。今回が初めての取引ということもあってその2次問屋の会議室で試食説明会を行うこととなり、1次問屋の部長と担当者の同行で出席しました。11時から1時までの時間帯に専務はじめ営業担当者や若干内務の方も含め約40名が来場されました。未公開にもかかわらず大半の方が「まぐろまん」を知っていて特徴なども把握していましたし、試食も「美味しい」「これは面白い商品だ」との評価を頂きました。最後に来られた専務も「本展示会ではどんどん紹介してくださいよ」と後押しをして頂きました。1次問屋の部長がほとんどの「まぐろまんトーク」をマスターしていて、率先して説明をして頂き非常に頼もしさを感じました。終了後は2人と別れ、そのまま次の新規訪問先を訪ねました。前日サンプル依頼があり、ちょうど2駅先だったので荷物を担いで行くことにしたのですが、結構荷物が重かったのとなかなかその店舗を発見できずに難儀しました。ようやく探し当て、担当者にサンプルをお渡しして説明すると「いいですね、注文のリードタイムは?」と尋ねられました。こんな営業をしながらも、今月もようやく「昨対100%越え」を達成でき、年間通じてパーフェクト100%越えを継続中です。さああと2ヶ月間、完全勝利目指して。
ヤマトさん、凄い
近くのヤマト宅配便営業所に書類ファイルの荷物を持ち込んで発送しようとしました。定型の封筒セットに僅かな若干の余りが出てしまい、これでは通常の宅配便での発送になると言われました。仕方がないので「それでもいいや」と思い「それなら宅配便でお願いします」というと、その担当者が「何なら郵便局さんに持ち込んだ方が安く上がりますよ」と。思わず絶句してしまいました。まさかヤマトさんで郵便局を紹介されるとは思ってもいませんでしたので。清々しい気持ちでそこを後にして郵便局に向かい、その荷物を送りました。金額的にはおそらく数百円の違いかもしれないが、堂々と自分の会社の売上利益よりもお客さんの利益を優先する姿に心打たれてしまいました。さて果たして自分は常にそのようにしているだろうかと自問しながら「出来てないなあ」とつくづく恥ずかしくなってしまいました。大きな勉強をさせて貰い「やっぱり次もヤマトさんに行こう」と思いました。
韓国へ
11月2日~3日韓国釜山で開催される「2022釜山国際水産EXPO」に招待されて参加することになりました。その旨を韓国の友人に伝えたところ「まぐろまんのサンプルを見たいという業者がいる」との連絡を受けました。まぐろまんの海外輸出は何度か話がありましたがコロナ禍で中断してしまい現状ではまだ行われていません。しかしどこかのタイミングで輸出も出来ればと考えて来ましたが、折からの円安を利用して何とか実現できればと思っていました。そんな矢先に連絡を受けたので良きチャンスと思いサンプルを持参して行くことにしました。将来的な夢としては、産地に近いインドネシア近辺に生産工場を構え欧米各国はじめ世界に向けてまぐろまんを拡販することです。それが開発者岡本氏の願いでもありましたから。
母の詩
「今年も作ったものを送るので製本にして」と田舎の母から電話が来ました。ここ最近毎年のように母は短歌を作って楽しんでいましたが、それを製本(と言っても、簡単なファイルにするだけ)にしてやると更に拍車がかかり、老人施設の文化祭に出展し「評判が良かった」とのことで随分と機嫌を良くしていました。大正14年生まれの97歳、すこぶる元気です。最近はメールのやり取りが少し億劫になって来たようですが、短歌の方はますます勢いづいているようです。日常の何気ないことや他愛もないことを書き記すだけなのですが、彼女にとっては今や生き甲斐のようになっていて、息子としても嬉しい限りです。農家の三男は高校卒業と同時に故郷を離れ、以来親と暮らすことはなく、これと言った親孝行などもした記憶がないのでせめて親が願うことであればと思いつつ、パソコンに向かっています。打ち込みながら母親の純粋さに心が洗われ童心に帰る気持ちになって来ます。あとどれくらい生きられるか分からない彼女の人生ですが、こんな形で残せるものがあるということが本当に有難いことです。
本マグロ
弊社のホームページからの問い合わせが時々入りますが、大半はまぐろまんの内容についてです。ところが今回は「九州の老人ホームなんですが30kくらいのマグロ1匹ってわけていただくことは可能でしょうか?」とのことでした。早速連絡を取って見ると、70名の入居者のためにマグロの解体ショーを開催するとの計画で、そのために30㎏ほどのマグロを探していたようです。産地養殖場に問合せしてみると、小さ目のマグロの出荷はやっていなくて70㎏ほどになるとのことでその旨をお伝えすると「それでも結構なので手配して貰えますか」と言われました。開催日は11月15日ですので前日までには納品する計画です。課題が一つあって輸送をどうするかということです。市場便を使って最寄りの市場迄配達し、そこに引取りに来てもらえるかどうかなどの詳細を確認して改めて返事をすることにしました。老人ホームと言えば大手の高齢者施設にまぐろまんを定期便で納品していることから、今後はその分野での拡販も期待したいところです。
新しいiPhone13
3年契約の携帯電話が期限切れを迎えたので本社から次の携帯が郵送されて来ました。11から13にバージョンアップされた機種とのことですが、形状的にも内容的にもあまり変わりはなさそうです。問題は、今まで3年間使って来て便利だったアプリなどを一気に移動できるのは素晴らしいことなのですが、いざ新しい13で使おうとするとそれぞれにIDとパスワードの入力を求められます。これが結構しんどくて難儀しています。IDとパスワードに関してはメモ帳で保管しているものもあれば、保管していないものもありますし、時々更新を要求されるので古いものと間違えたりしてしまいます。メモしていなかったものなどは当てずっぽうで入力して違っていたりすると慌てて焦ってどうにもなりません。半日格闘しながらそれでも難しいものは担当者に電話して聞く以外にありません。最後には「もう終業時間で帰宅するので明日にしましょう」と言われる始末です。3年後にまた同じ苦労をしないようにしようと考えるのですが、そう言えば3年前も同じようだったと。つくずく「年は取りたくないなあ。」
企業展示会
東海地方の中堅問屋さんが独自に開催する展示会です。今年で何と35回目、昨年から出展させて頂き、まぐろまんとしては今年で2回目です。昨年に比べると出展社数も参加人数も若干少なめに感じましたが、主催者側の社長も従業員も本当に熱心に会場を動き回っている姿が大変印象的でした。かなり高齢に近いお年にお見受けする社長が率先垂範でとにかく一日中休む間もなく飛び回っていました。こちらもご挨拶しようとして何度も探し回るのですが、その度に誰かに捉まって話し込んでいるので順番待ち状態でした。やっとのことでまぐろまんのブースにお呼び出来て挨拶すると「まぐろまんはいいね。まだまだ数量は足りないが超低温冷凍庫を導入した方が良いかね。」との質問をされました。「社長、まぐろまんは超低温冷凍庫が要らないのが特徴です。この先もっともっと扱い量が増えてきたら導入を検討されたらと思いますが、今はまだ不要と思います。」とお答えすると「そうかね、じゃあそうしよう。」と。隣で営業マンが「長野の道の駅ではここ最近大量のまぐろまんを使って貰っています。」と力説して貰いました。地元での信頼の厚い問屋さんなのでまぐろまんの浸透が大いに期待される展示会でした。