まるで魚シリーズ

まぐろまんの次を考えていたところネットで面白そうな商品を発見しました。それが「まるで魚シリーズ」という商品です。3種類揃っていました、マグロ、サケ、イカです。写真を見ても本物そっくりですが、実は魚ではありません。正体は「蒟蒻(コンニャク)」でした。アレルギーなどで魚を食べることが出来ない人にも魚の雰囲気を味わってもらうには向いているようです。早速メーカーに問い合わせてとりあえずサンプルを取って見ることにしました。もしかしたら大ヒット商品になるかも知れません。

たまたま見ていたテレビ番組でインドネシアの超極貧の田舎村があり、その貧困から何とか抜け出そうと考えた村長でしたが、何の資源もありません。村の中央にある池は村民のゴミ捨て場になっていました。とにかくゴミ拾いから始めようと考えた村長に一つのヒントが湧き出ました。「この池に錦鯉(日本産)を放ったらみんなゴミを捨てなくなるんじゃないか」と。早速始めると村民たちのゴミ捨てがなくなり、また彼らも進んで奇麗にしようとし始めました。見る見る池は美しくなり、更に素晴らしい湧水が出て極上の池になりました。そこに何と世界中から観光客が集まるようになって極貧村は15年で富豪の村に変身しました。どんなアイディアがヒットするかはやって見なければ誰にも分かりません。


サヨリ状況

得意先から「サヨリを何とか販売して欲しい」という依頼を受けて動き出しました。中国産のフィレで問題点は賞味期限です。3年間なのですが今年12月31日で切れるのであと半年しかありません。大急ぎでまずは一斉メールで案内状を送りました。何件かは問い合わせがあったり、サンプルを要求されたりしましたがなかなか成約までには至りませんでした。そこで懇意にしている得意先に電話してみると「えっ!サヨリ?そんな案内が来てたかな。何時の事?」ということでメールを送った日付を示して確認してもらうと「あっ!あった、あった。ゴメン、スルーしてた。」とのことでちょっとがっかりでしたが、再度説明すると「そんなことなら今からでも案内してみる」と言って貰いました。自分の商売のことでは100%頭が一杯になっていますが、他人の商売に関してはそう言えば「私もほとんどスルーしてるな」と思うと決して責められるものではありません。取捨選択されながらも、如何にしてこちらの商品を受け止めて貰い、扱ってもらうようにするかが「営業」の原点です。今回は他社のサヨリをどうやって販売の手伝いをするかですが、同じことをまぐろまんにもしっかり当てはまると思いつつ、本業の「まぐろまん」への更なる熱意が湧いてきました。


残念、また一人

全国でまぐろまんを啓蒙し拡販して頂く営業マンの皆様には本当に頭が下がり感謝にたえません。その方々のお陰で厳しい値上状況の中でも頑張って行けると確信しています。そんな中一人の営業マンの方から連絡を頂きました。「バチの現状はどうですか。まだ安定供給は難しいですか。」などと通常の会話をしていて最後に「ところで私事で恐縮ですが、今月いっぱいで退職し、新しい職場に移ります。」と宣告されてしまいました。そして有給が残っているのでそれを消化しなければならないのでほとんど出社できないとのことで「これで最後です」のような感じの電話でした。非常の残念です、まぐろまんを本当に理解して下さり、一緒に高級ホテルまで同行営業に行って即決して貰ったり、結構頻繁に交流を重ねて来ただけに、悔しささえ覚える程です。しかしその方にも様々な事情を抱えて転職を余儀なくされたかと思うと複雑な心境になります。転職先は食品関係とは縁遠い業種のようですが、出来れば今までのお礼を込めて直接挨拶に行けたらと申し込みました。「出会いと別れを繰り返し・・・」いつかまたどこかでお世話になるかも知れませんので。


沖縄の報告

先月同行営業をお願いした沖縄の問屋さんの担当者からサンプルを試食した感想が寄せられました。大変貴重な生の声ですので今後の製造や営業の糧にして参りたいと思います。送られて来たままの原文を記載します。尚社名は伏せることにしました。

A社:解凍したあとに身の回りが水分が抜けたみたいになっていた。中は生っぽい感じはした。味と食感は思ったより良くなかった。

B社:色はいい。味と食感はあまり良くない。冷凍としては物はいいかも。

C社:味は美味しかった。価格的に使用は厳しい。

Ð社:まだ試食していない。

E社:試食したか調達の山本さんへ確認したが確認とれず。

 


優勝は比嘉選手

サンデーバックナインは大荒れに荒れた。前日-10のトップでスタートした星野選手がティーショットを右に曲げってOB、更に地元ながら難関宍戸ヒルズは気まぐれな風になって彼を受け入れなかった。途中でトップに立ったのはやはり地元の大槻選手、−13で優勝かと思いきや、17番の池に掴まり−11に後退。欄外から追い上げて来たのが比嘉選手(沖縄)で、この難しいコースでイーグル2つを取ってとうとう-11で3人が並んだ。最終18番では見事にバーディを決め−12で逆転優勝を果たしました。お見事、テレビ観戦ながらスタンディングオベーションを送りました。先般沖縄出張もあってかの地に何か大きな思い入れをしながら手に汗を握っていました。他局ではカード3連勝を狙う阪神がビッグボスを迎えて熱戦中、好調の大山選手が3ランを放ち終盤には小野寺選手が走者一掃の3塁打で見事に勝利、6月5日で5連勝です。スタートこそ大きく出遅れて最下位ですが、交流戦は現在2位です。比嘉選手のように大逆転も夢ではなさそうです。「何が起きるか分からないから人生は面白い」とは良く言いますが、ミサイル8発は本当にマジでやめて欲しいです。何も面白くないどころか恐怖のどん底に突き落とされた気分です。


沖縄から

観光で出かけたわけではないので特別気にすることはなかったのですが、それでも先月営業で訪問した沖縄は梅雨の真っ最中で初日は大雨でした。2日目は太陽が顔を出し沖縄らしい気候が垣間見えましたが、帰ってから気になるので気象情報を見ているとずっと傘マークが続いていました。そんな結縄の営業マン2人から別々ですが同時に連絡を受けました。『リゾートホテルの料理長がそれは面白い商品(まぐろまん)なので一度使ってみたいので10㎏を送って欲しい』というものでしたし、もう一方もやはりリゾートホテルの料理長からで『現在使用している中トロとの比較をしてみたいのでサンプルを送って欲しい』とのことでした。本土と遠く離れた沖縄の県民性のことはあまり良く分かりませんが、非常に好意的であることは間違いなさそうです。しかし即結論を出そうとする本土とは違っておっとりとしていることが特徴かもしれません。「郷に入らば郷に従え」のように異国情緒あふれる沖縄にまぐろまんを紹介するにはゆったりとした心構えが必要のようです。


大手饂飩チェーン店

『毎月1日は釜揚げうどんが半額です』というネットニュースを見て近隣のお店に飛び込んでみました。案の定長蛇の列でしたが並んで順番を待ちました。普通盛290円➡150円、大盛400円➡200円、特盛510円➡250円というラインアップ。大盛と天ぷら(通常価)2個を注文しても400円弱とは本当に驚きです。どこもここも値上げ値上げで暗くなりがちな社会の中で半額とは本当に驚きです。特に原料の小麦も爆騰している真っ最中に企業努力とは言え正に拍手喝采です。来月もやるそうですが、みんなが厳しい厳しいと言っている時だからこそ大きなインパクトです。「ピンチがチャンス」という言葉がありますが、正にそれを実現しているようなこの企業に更に関心を寄せて行きたいと思います。今朝番組の中で永守重信会長(日本電産)の「出来ない時は『出来る、出来る』を100回繰り返して行けばやがて出来るアイディアが生まれてくる」との指摘が非常に新鮮でした。またジャンボ尾崎はタイガーウッズの「The ball never lies(ボールは噓をつかない)」という言葉を引用しながら「基本は素振りだ」と非常に思い真理に迫った内容を語っていました。「道は必ずある」


6月スタート

世界経済にも多大なる影響を与えていた上海のロックダウンが深夜0時を持って解除されたというニュースで6月が幕開けをしました。海外からの入国者も2万人までに増やされていくとのこと。しかしウクライナ情勢は更に緊張し、値上ラッシュも収まらない。環境は尚も厳しさを増す傾向ですが、いつか良い風が吹くことを念願しながら前に進む決意を固めて6月に向かおうとしています。金融機関に勤務する娘が「先月度のMVPに選ばれてスピーチをすることになっているが、アドバイスが欲しい」と言って来ました。彼女は3月末までの昨年度の全国最優秀者に選ばれて社長賞を受賞した直後でした。この厳しい社会情勢の中でもお客様を最優先し上司や同僚とのコミュニケーションを大切にして周りの方々に大きく支えられて来たことと、自分を信頼してくれたことへの恩返しと思って歩んできた事実を素直に宣べたらいいと助言しました。山あり谷ありの人生だからこそ「面白い」と考えれば、今ほど面白い時はないかもしれません。今月も厳しいながらも良き出会いと良きチャンスを求めて歩んでいきたいと思います。そして後ろを振り向いたら「結果が付いて来た」というようになれたら最高です。


リース車輛

営業用でトヨタのRAIZE(ライズ)をリースで使用しています。担当者から「来年5月に満期になり新しい車両を準備しますので走行距離を教えてください」との連絡を受けました。まだ1年もあるのにと不思議に思いましたが、現在の社会情勢によって今から申し込みをしておかないと来年5月の納車に間に合わないということでした。その一つを取って見ても内外の情勢が逼迫していることが良く分かりました。半導体が不足していることや燃料費が高騰していることなどで通常の社会活動が出来にくい状況になっています。青森県のホタテ業者からも「新物が入荷し始めていますが、昨年比で1.5倍の価格になっています」ということでした。どうしても使わなければならないところは仕方なく使うでしょうが、価格に付いてこれない所は自然と淘汰されていくことを覚悟していると言っていました。まぐろまんもいよいよ明日から値上げですが、考え方としては全く同じです。厳しい状況の中でどうやって乗り切るか、知恵を出しながらウクライナとはまた別な戦いの真っ最中です。


日本消滅

『出生率が死亡率を上回るような変化がない限り日本はいずれ存在しなくなるだろう。これは世界にとって大きな損失となろう』(イーロンマスク氏の7日のツイート)詳細は今朝の日経「核心」に掲載されているが、この記事を見ていて心底ゾッとしました。現在の人口が1億2500万人強なのに対して、以下のグラフを見てみると2100年には4100万人、2200年には850万人、そして2300年には176万人、2400年には36万人、そして2500年には7万にとなり、3300年には消滅(0人)になってしまうというグラフです。出生率が1.3を下回る状態を多くの人口学者は「超少子化」と呼ぶそうですが、現在はそれを下回り始めていてこのままの状態が続くとグラフのようになるとなっています。対策が必要です、早急で効果的な対策が必要です。子供が生まれない限り人類は滅亡します。その子供を産むのは若い世代です。その若い世代が安心して出産でき、子育てできることが最も早い社会貢献です。そのことを支援していくのが政治です。賢者が善政を施して頂き、若者たちが安心して沢山の子宝に恵まれ世に送り出せる素晴らしいシステムを構築してくれることを切望します。