上得意の高級老人施設にまぐろまんを納品しています。一食分だけで8,000人分のまぐろまんを納品しています。しかも関東圏と関西圏の2ヶ所の配送センターにまとめて送るだけです。更にまぐろまんを調理する日の1ヶ月前に予定数量を知らせて貰い、実数を納品日の1週間前に確定して知らせて頂くので非常に有難い「上得意」に指定させて頂いております。若干の増減はありますが、6月4日到着分の数量が確定しましたとのお知らせを貰いました。コロナ禍や様々な情勢の変化の中でもこの体制を変えずにご注文を頂いて来ただけでなく、実は元々バチマグロを使用していたのですが、昨今の漁獲の変動により6月からのキハダへの変更も快く承諾して頂き、関係者各位には感謝にたえません。品質維持を担保しながら正確な納品を心がけて行きます。
ウニ漁が開始
ウニの産地としては北海道と三陸がありますが、ようやく三陸のウニ漁が始まりましたと業者から連絡を貰いました。まだ水揚げ量は少ないものの6月に入れば本格的に入荷されるとのことで見積もりも届きました。価格的には他の水産物同様前年比でちょっと高めですが、良質なウニが入って来れば市場も活性化されるものと思われます。産地を取り仕切る業者と今年初めて縁を持つことが出来ましたのでまぐろまんルートに乗せながら、また新しい分野を開拓できるものと期待しています。
心配事
生きている限り誰にでも心配事は絶えないと思います。些細なことから重大事に至るまで仕事の問題、家庭の問題、そして健康上の問題など様々です。今朝眼科に行って3ヶ月に一度の定期診断を受けました。20年ほど前から「緑内障」との診断を受け、それが徐々に悪化して行き、「最悪は失明の恐れも視野に入れて」などと言われて不安な日々を過ごしていました。3か月前にレーザー照射手術を受けましたが、今日はその経過を見るための診断日でもありました。受診のたびにいろいろな検査をするのですが、中でも一番キツイのが「視野検査」です。緑内障は放置すると徐々に視野が狭くなって行き最悪は失明するという恐ろしい病気で、日本人の中にもかなり増えているとのことです。視野検査は暗室で片目を隠し、残りの片目で光を見つけてボタンを押すという検査ですが、これがかなりキツイ検査で終わるとぐったりする程です。全てが終わって院長先生の診断になるのですが「96%は悪くならないで現状維持できる段階に来ました。点眼を続けて3,4ヶ月に一度確認診断して行けばほぼ大丈夫です。次の先生に移行します。」と言われました。残りの人生を失明して過ごすのかという大きな心配事が一つ消えました。本当に本当に有難いことです。
社内説明会
まぐろまんにとっては最も古いお得意先の一社で大手の総合食品商社に当たる担当部長からの依頼を受けて本日11時から社内商品説明会を行いました。4月の大幅人事異動で今までの担当者が他支社に行き、新しく異動になった社員を対象に中会議室を用意して頂き、そこに皆さん集合されました。名刺交換を終え早速商品説明を行ったのですが、担当部長が横から「このまぐろまんの特徴はこうだ」とか「こんな利点がある」とか「お客様からのクレームはほぼ皆無だ」とかいろいろとアドバイスを頂き、それが奏功しているので結構和やかにそしてスムーズに進んで行きました。試食の段階でも「結構モチモチしているやろ」と助言して下さりながら、「実はこんまぐろまんを初めて導入するに際して、自分たちで何度も実験を繰り返したんや」と言いながら「変色ないし、ドリップも出ない。そして冷蔵保存も冷凍保存も自分たちでしかり確認したんや」とフォローして頂きながら、「これでは自分はいらないな。部長だけで十分な説明会になる」と内心思いながら、この部長には本当に感謝しました。まだまぐろまんが全く世に出る以前から「これは行けるで」と太鼓判を押して頂き、様々に後押しして頂きました。実は今回も別に行かなくても良かったかも知れませんが部長の深い配慮で開催されたものだと改めて感じました。早速新しい担当者からは「今週と来週の空日程を教えてください」との依頼を受け、同行営業を組みたいと仰っていただきました。
聖書からの引用
『その企てや仕業が人間から出たものなら自滅するであろう。しかしもし神から出たものならその人たちを滅ぼすことは出来まい。』(使徒行伝より)プーチン大統領が始めた戦争が間もなく3ヶ月になろうとしていますが未だに収まる気配は見えません。開戦理由の一つに「NATOの拡大を防ぐため」とありましたが、フィンランドとスウェーデンが加盟申請することになり、結果的に「全くの逆効果」になってしまいました。人間のやることですから全てが正しい訳でもないし、時には大きな間違いを犯すこともあります。絶対的な権力を持ったものが政治を行うと「独裁」になり、暴走を止めることが出来ない状況に陥りやすい。民主主義は合意性を重視する反面、即効性に欠ける場合もあります。数千年に渡って読み続けられて来た「聖書」の中に上記のような記述があります。神の存在を問う議論は別として、先人たちは「この行いは果たして正しいのか」と人間の中で論争すると同時に、形而上的な存在(神)に対して「神よ、あなたの目から見たときにこの行いは正しいでしょうか」と問いました。もしプーチンがこの聖書の一句を知っていたならウクライナに侵攻することはなかったはずです。この句の最後には『まかり間違えば神を敵に回すことになる』とあるからです。例え核兵器を持っていたところで「神を敵にして敵う戦争などない」ということは歴史が証明しています。
同行営業part2
沖縄那覇市内のホテルを巡回しながら営業しました。大きな特徴が「調達部(購買部)」と「調理部」がどのホテルでも明確に分離されているということでした。様々な経緯からそのようになったと思われますが、まぐろまんの営業にとってそこが大きな課題の一つでした。窓口が「調達部」なのでまずはそこでの商品説明から始まるのですが、概して調達部の視点は「まずは見積価格を見てどれほど安いのか」という基準での判断になってしまうという点でした。そこを突破できなければ、実際に使用する調理部まで辿り着かないのです。概ね窓口で突き返されてしまうということが多々あります。運よく調理部に繋いでもらえる時と、料理長と懇意にしている担当者であれば直接アポを取って直接調理室まで行くことが出来ます。今回はそれでも担当者の努力でかなりの総料理長と面談し商談することが出来ました。調理現場に出向いて行って料理責任者に「マグロを扱っておられると思いますが、何か不便や課題はございませんか」と尋ねるようにしました。すると様々なご意見を頂く中でやはり一番多いのが「ドリップが出て使えない」「黒変して駄目になる」などがとても多くありました。そこで「まぐろまん」の登場です。反応の良い料理長からは「直ぐに使いたいのでサンプルを持って来て」など営業にとっては嬉しい瞬間が何度もありました。「まぐろまん」にとっては調理現場で試して頂くことが最大のポイントなのです。
同行営業初日
2日間の予定で沖縄の営業に来ました。到着早々「寒い」と感じてしまうほど、何と19℃でした。全国の天気図を見ると沖縄の最高気温が国内では一番低いとのこと。しかも梅雨時で終日雨は上がりません。そんな最悪ともいうべき気候の中で、午前中は得意先支店の社員みなさんへの商品説明を行い、試食してもらいました。評判は上々でやはり本マグロ天身は絶賛でした。午後から営業マン一人の冷凍配送車に便乗して中部のリゾートホテルを8軒ほど周りました。マグロの産地でもある沖縄なので「生しか使わないよ」と言われたり、料理長が留守だったりというところもありましたが、「そんなマグロがあるなら是非紹介してよ」と言われたり様々でしたが、特に同行営業マンがだんだんまぐろまんに対して興味を持ってくれるようになり、「それならホテルもそうだが、飲食店や業務スーパーにも話してみたい」と徐々に心が動いていくようになりました。同行車内で沖縄のいろいろな話を聞かせて貰いながら、まずは人間関係の構築から始まるとつくづく感じました。今日は、別な営業マンと那覇市内を回る予定です。そして今朝は「梅雨の晴れ間」ともいうべきか真っ青な沖縄の空が戻って来ました。
徐々に成果
先月の東京出張の後すぐに長期のGWに入ったためにしばらく中断していた感じの営業ですが、その間もメールでの情報は発信していました。いくつか問い合わせなどもあり交流は重ねてきました。特に「まぐろまんの営業は、もうサンプルを蒔いて実際の調理現場の方に使って判断してもらうのが一番早いです」ということを訴え続けてきました。先方様でも相当会議を重ねて熟慮されたと思いますが、ようやく昨日注文の連絡を頂きました。通常なら10kgから始めていただくので「10kgですか」と尋ねると「いや、20kgにしてください」とのこと、さすがに東京は大きいと感じました。中間の問屋さんはどうしても価格だけで判断したり、まぐろまんの効果に疑問を持ったりで、なかなか前に進もうとしてくれないことが多いですが、一旦調理現場で使用してみて貰えればその場で白黒がはっきりします。それでダメなら諦めもつきますが、中間位置(問屋)で停滞されるのが一番困ります。現場で使うとなれば当然問屋さんにも利益になるわけなのでその現場にサンプルを実際に使ってもらうまでが一苦労です。しかし蒔いた種の何割かは必ず実のでコツコツと蒔き続けていきます。
沖縄復帰50年
1972年5月15日、戦後27年目で米国統治から日本国本土復帰がなされちょうど50年の節目に当たります。しかしその後の歴史は決して沖縄県民にとって満足のいくものとは到底程遠いものでした。本土で暮らす我々にはまるで理解し難いことですが、沖縄本島にある米軍基地の数は日本全体の数の70%を越えるそうです。騒音被害だけではなく米軍兵士とのトラブルも絶えなかったこの期間どれほどの苦難を強いられたことでしょう。現地で暮らす人たち以外に理解することは難しいことだと思います。47都道府県には当然それぞれに事情はあるでしょうが、最低条件だけでも共有し合うべきだと考えます。沖縄の経済指数が本土の75%というのは決して平等とは言えません。ましてウクライナ戦争が勃発し、東アジアも決して他人事とは思えない中、沖縄は最も重要な拠点になるとすれば私たちももっと真剣に考えるべきだと思います。国内最大の観光地ではありますが、有事の際には本土を守る最前線基地になることは間違いありません。第2次大戦の際にも沖縄決戦の場になり、本土の防波堤になった沖縄を決して同じ同じ目に遭わせてはならないし、本土の我々ももっともっと沖縄に関心を寄せるべきだと強く感じる50年目の日でした。
史上初、ブラックホール画像
私たちが住む天の川銀河の中心にある巨大ブラックホール(いて座A*)の撮影に初めて成功したそうです。2019年4月のM87のブラックホールに次ぐ2例目だとのことです。M87のBH(ブラックホール)は5500万光年の彼方にある楕円形銀河のもので、今回は2万7000光年にある「私たちが住む」天の川銀河のBH。88の研究機関と300名以上の研究者そしてスーパーコンピューターを駆使し5年掛けて成し遂げた快挙だそうです。このように科学の研究が進んで行けばいつか宇宙の成り立ちや生物人間の成り立ちも証明できる時が来ることでしょう。
大宇宙から見れば地球などはほんの小さな星の一つで、その中で人間として生きていること自体が奇跡としか言いようがないのに、その地球上では今この時間もなお「戦争」が続いています。何万光年の先を研究できる叡智を持っている人間が、どうして命を奪い合う戦争を繰り返さなければならないのか、愚かとしか言いようがありません。3月に生まれた孫の写真を見るたびに、誰がこんな可愛い子を戦争人に仕立て上げることが出来るのか、と心底思います。全ての人間の知恵を正しい方向に使わなければなりません。正しく使えば大宇宙も究明できるが、間違って使えば人類を滅亡させてしまいます。戦争の時代は20世紀までに、21世紀からは人類全てが協力し合って平和世界を作ることを切望します。