なにわ筋土佐堀通は大きな交差点です。雨の中で結構大きな事故現場に遭遇しました。北進して右折したい小型乗用車と南進してきたワゴン車が思いっきり正面でぶつかり合いました。小型車は左側前部(写真)が大きく破損していましたし、ワゴン車は前部正面が大破していました。しばらく振りに降った大雨も影響したと思いますが、正に一瞬の判断ミスが大きな事故に繋がりました。現場を見る限り、北進乗用車の「無理な右折」が招いた事故と考えられます。大きな交差点ですから少し待っていれば「右折➡」が出て来ますから何の問題もなく通り抜けることが出来るのに、「前から来るワゴン車との距離感を見ながら『行けるんじゃないか』と考えた一瞬の判断」が命取りになってしまいました。今後この処理を解決するまでにどれ程の時間と労力と金銭を奪われることでしょうか。「明日は我が身」と考え、ハンドルを握る者として改めて肝に銘じました。「注意一秒怪我一生」を再確認させられました。
97歳の母
何度かここに登場したことのある母はこの3月で97歳になりました。3年前に子供たち4人が集まって誕生会をしたのが最後で、コロナ禍のために訪ねて行くことも躊躇っていました。週に何回かデイサービスに通ったり時々はお泊りもあるような生活をしているとのことでした。毎日ルーティンを繰り返しているようですこぶる元気そのもののようです。彼女からこの連休中に電話があって「また書いたので本にしてちょうだい」とのこと。詩というか短歌のようなものを毎日書き留めたものをパソコンで入力してあげて、それをプリントしたものをクリアファイルに入れて本の形にしたものを何度か送ってあげました。それを老人ホームのスタッフや入居者に見せたところ大変喜ばれたということで気を良くして毎日毎日書き続けています。連休中に送られて来たものを入力するのですが、さすがにこちらもだんだん高齢になった分視力が落ちて来て文字がなかなか読み取れなくなっていることに気付き「ちょっとまずいな」と感じ始めました。何日間かかけて連休中には完成させたものを送りました。今頃は届いているかも知れません。改めて「尋常小学校しか出ていないのにどうしてこんな難しい漢字を書けるのか」と感心してしまいますが、百歳近くになっても誰かに喜んでもらいたいという思いがあることが素晴らしいと思いました。
廃棄率
得意先の九州の支店長と電話で話し合いました。この問屋さんを通じて現在全国の高級料亭チェーン店にまぐろまんを納品しています。既に3ヶ月目を迎えようとしているところなので状況確認のためにメールを送信したところ早速「メールを貰ってありがとうございます。返信メールするよりも電話の方が早いので」ということでした。状況を伺うと「そうですね、先様からは何よりも『廃棄率』が他の商品に比べてダントツ良好です、と言われています。価格的には高めですが何といっても廃棄しなくて良いというのが何よりです、との感想を頂いています」という有難いお言葉を頂戴しました。更に支店長は「この廃棄率と言う概念はかなり凄いことだと思います。自分としてはどれくらいの率なのか統計を取って見ながらまぐろまんの拡販に努めたい。」と話してもらいました。最後に「自分たちはとにかく拡販しますので生産量をどんどん上げるようにお願いします」と釘を刺されました。SDGsが叫ばれる時代ですのでまぐろまんは時代の最先端を行く商品です。
今年は出展せず
今年のGWは10連休となり昨日終了し、今日から営業再開しました。休み中の懸案事項を処理していましたが、その中の大きな課題の一つにシーフードショーに出展するかどうかの検討がありました。5年間連続で継続し、まぐろまんのPR活動に大いに貢献してくれたSFSでしたが、今年は会社側の諸般の事情により「見送り」ということで決定しました。その内容をSFS事務局に通知しました。営業現場としては継続開催を願いましたが、会社側の最終決断には従うことになりました。そうと決まれば営業スタイルの軌道修正を行いながら、まぐろまんの拡販に更なる拍車を掛けて行きたいと考えています。特に「本マグロ天身」の需要が高まっていることからキハダをベースにしながら本格的に「本マグロ天身」営業に重点を置いて行こうと思っています。年間を通じて「年末年始」➡「GW」➡「お盆」➡「年末年始」というサイクルで流れて行きますので、次は「お盆」需要と「年末年始」に向けて着々と準備を進めて参ります。コロナ禍やウクライナ侵攻、それに加えて原料値上げなど様々な要因が加わって厳しい状況が続きますが、環境に負けることなく「良い商品は必ず受け入れられる」を信じてこれからの営業に取り組んでいきます。
サンプルが凄い
東京出張3日間の営業で全く初めての新規営業に行った時のお話。あまり使ったことのない京王線に乗車し調布市で下車、地図を見ながら歩くこと15分。目的地の会社のちょうど手前に神社があったのでお参りしてから定刻で訪問しました。支店長と主任の二人で対応して頂き、終盤になって帰社した営業の方3名にも商品説明をしました。あらかじめ届けておいたサンプルを主任さんが解凍してくれましたのでそれをテーブルに置いて商談に入りました。「9時に解凍したんですが2時間過ぎても色が全く変わりませんね」と途中で感想が入る中、和やかに進んでいきましたし、後から入って来られた3名の方々の良い意味での衝撃も加わってまぐろまんは高評価でした。その後数日が過ぎて今日また主任さんから電話を貰いました。「あのまぐろまんは本当にキハダですか。本マグロのような味と食感、そして何といっても本当に色が変わらないのには驚きです、本当に凄いことです」という感想を頂戴しました。あまりにも感動している様子なのでちょっと水を差さなければと「ただ、原料は天然なので漁場によっても違いますし、時期や漁船それに部位によっても色が濃かったり薄かったりすることはありますのでご承知置き下さい。ただまぐろまんの特徴は品質を上げるわけではなく、元々の品質を出来るだけ維持するというイメージを持って営業してください」と念を押しました。既存のマグロを扱っていることもあってその違いに相当な衝撃を受けたものと思います。
日帰り松山
列島が大雨注意報が出ている最中に松山への日帰り出張が入りました。知人の紹介で米国アリゾナ州で水産事業を営む社長を案内しながら工場見学とまぐろまんの商品説明を行いました。本マグロの天身を試食した瞬間声が出ないほど感動していました。「これは美味しい」と。その姿を見ながら国内はもちろん海外でも十分に受け入れられるまぐろまんだと実感しました。「絶対的に優れた商品を作ったら宣伝する必要もいらない」と亡き開発者が日頃から語っていましたが、正にそれを痛感しました。生の方が冷凍よりも優れているという概念を完全に覆せる商品がまぐろまんです。来客が戻った後に工場長と二人きりで語り合いました。絶対的な商品を製造するのにどれほど苦労しているかという話を聞きながら、次の段階では海外製造も視野に入れるべきこと、更には量産体制づくりに協力して貰える企業を探し当てノウハウを受け継がせたいという大きな思いを受け止めて来ました。帰路の飛行機は猛烈な雨風で大揺れでしたが無事に空港についてホッとした一日でした。
バチの出荷停止と価格改定
バチの製造中止及び価格改定のお願い
毎度大変お世話になります。
2月24日以降、ロシアによるウクライナへの侵攻が激化し世界は経験したことのないような危機に直面しており、今なお全く出口が見えない状況となっております。
2年以上続くコロナ禍の打撃の上にウクライナ侵攻による痛手で見通しが付かないような日本経済ですが、「まぐろまん」もその影響を真正面から受けてどうにもならない事態に陥っております。
そのことから止む無くこの度の「バチの安定供給できるまで製造中止と6月1日付で価格改定」に踏み切らざるを得ない現実であることをお伝えし、何卒ご理解を賜りますようにお願い申し上げます。
【まぐろまんが直面する現状】
・極端な円安による為替の影響
マグロ原料が輸入品であるために多大なる影響を被っています
・原料原価の高騰
漁獲不漁と燃料代の値上がりの影響を多分に受けています
・その他の影響
国内輸送費用、加工場の諸費用(電気料金、保管倉庫料、人件費など)の高騰
尚、この度の改定につきましてはあくまでも暫定でありまして状況次第では更なる改定のお願をせざるを得ないことも含み置き下さいますようにお願い申し上げます。
東京出張最終日
3日目の最終日は調布市からのスタート。滅多に使うことがない新宿始発の京王線に向かったのですが人身事故があったとかで電車はかなり遅れていましが、早めに出発していたので時間には間に合いました。初めて調布市駅に到着し徒歩で15分、目当ての問屋さんで支店長はじめ5名の方々にまぐろまんを紹介、物凄く乗り気なのには驚きました。早速有償サンプルを取って営業に回りたいとの返答を頂き再び15分かけて駅に。次は築地の星乃珈琲店でブリの商談。更に同じ築地でも10分徒歩でお馴染みの得意先へ。社長が出て来られて約1時間の商談でしたが、メインテーマは「値上げについて」なかなか難しい内容ですがご理解を頂きました。最後は京橋の通販会社へ。新商品の提案を願われていましたのでホタテ2種類と冷凍車海老、アワビの福良煮を紹介しました。サンプルを届けておいたのでそれを見ながらの商品説明。これで今回の東京出張が全て完了となりました。きついスケジュールでしたが無事に済ませることが出来て安堵しました。しっかり結果に結んで行きたいと思います。
やむなく値上げへ
東京出張の2日目は「ウニ」を扱う業者を訪ねて商談。問題のロシア産が入荷して製品を作ることになったがそれがいつまで続くかは全くの不透明ということでした。そこで北海道と三陸で取れたウニを加工し販売する方向での商談が進んでいます。元々大手宅配寿司専門店への納品を主流としていた業者ですが、縁あって一緒にやるなら商談しましょうということで今回の訪問に。同じ水産系でも商材が違うと内容的にもかなり難しいものがありますが、国産商品として扱えることと差別化ができる商材ということで非常に前向きになりました。2日目の日程を終えたあと我が社の代表とまぐろまんについての協議を行いました。結論から言えば「6月値上げ」ということになりそうです。燃料費の高騰、円安を通じての原料高、更に新電力の打ち切りによる電気代の値上げ、パート従業員の賃上などを全て加味しても400円程度の値上げに踏み切らざるを得ないという苦渋の決断でした。得意先には非常に苦しい通知になってしまいますがこの苦境を乗り越えるためにはどうしても必要な最低手段と判断しました。コロナ禍とウクライナ戦争のダブルパンチの影響がここまで来るとは夢夢考えてもみませんでした。
東京出張
昨日朝6時の新幹線に乗って東京に出張に来ました。午前10時と午後3時、午後5時と3ラウンドの強行スケジュールでしたが、何とか無事に済ませることが出来ましたし、内容的にも満足のいくものになりました。3日間の予定ですが、東京はかなり気温が下がり昨日は冬に逆戻りしたような気候、今日も夕方から雨模様との予報でした。そんなことには負けていられないので今日も不慣れな東京を駆け回っていきます。