100円の訂正

売上規模は2兆円を越えるほどの名立たる商社と取引を継続しています。その商社の部長がまぐろまんの発売当初から「この商品は絶対にヒットする」と無名の時期から全面的にバックアップしながら紹介して頂いて来ました。その変らない意思でどんどんまぐろまんが拡販して行きました。商品の優れた内容も去ることながらそれを広めて行く上での「出会い」ということに大きな感動を覚えます。この部長との出会いは前職からで、そのご縁で思い切ってまぐろまんを紹介させて頂きました。先日もその商社の得意先のまた先の居酒屋さんに同行営業に行ったばかりでした。その部長から電話が入りました。「3月13日の売上伝票の単価で100円安く付いているのでそれを訂正して返送してください」とのことでした。驚きました、『たかが100円、されど100円』と頷いてしまいました。様々な紆余曲折を辿りながら企業は成長して行くものと思いますが、「どんな小さなミスも許さない」という社風が2兆円規模にまで発展させていくのかと改めて感銘を受けながら、早速経理部にその旨を伝えました。


web商談会

正式に6月からインフォマート「商談」の年間契約を行いスタートしました。早速インフォの担当者から「商談の申し込みがありますので日程の候補を挙げてください」と連絡を貰いました。お互いに調整し合って2日午後2時から行うことが決定しました。売り手側(弊社)と買い手側企業とインフォの担当者の3社で顔出しでのweb会議となりました。インフォ担当者の司会で始まりお互いの挨拶と売り込みたい商品の紹介を行いました。買い手側は横浜の宅配業者でマグロは数年前に使っていたが様々な事情で現在は中止しているとのことでした。早速「まぐろまん」の紹介をすると大変興味を示して頂き、商談時間一杯まで話が弾みました。年末商材として3000軒余りの得意先にパンフレットを作成して配布し注文を取って行くという手法とのことでした。今週サンプルを手配し、見積書を提示して行くことでweb商談会は終了しました。今後はインフォ担当者は入らないので両社間で商談を進めてくださいとのでした。こんな形で新規の商談が進んで行くなら非常に面白そうだと手応えを感じました。


新しいルーター

パソコンやタブレットは普段から使い慣れているので何とか熟(こな)せるのですが、いざトラブルになった時などは全く対応能力がなく、いつも友人に助けて貰いながら何とかここまでやって来れました。今回は、パソコンのWI-FIが時々途切れてしまうという状況に遭遇して頭を抱えていました。ようやくsoftbankの相談室と繋がり、「今まで使っていたルーターは2017年製で2世代も前のタイプなので色々トラブルが発生しやすいと思います。早急に新タイプのルーターを送ります。」ということで、それが届きました。慣れない手つきで取扱説明書と格闘しながら何とかパソコン、タブレット、スマホのWI-FI環境が改善されたのでホッと一息というところでした。ところが、パソコン内の書類を印刷しようとした時です。印刷機(ブラザーのインクジェット複合機)がピクリともしません。さあ、困ってしまって友人に助けを求めたのですが、あいにく連絡が取れず、「自分でやるしかないか」と覚悟を決めて取り組んだものの、全く皆目見当が付かずに数時間が経過しました。ブラザーの説明書をPCで読み込みながらやっとそのやり方を発見しました。結局、印刷機に新しいルーターのSSIDと暗号キーを入力することで解決できました。一人でやれたことでちょっと自信が湧いてきましたが・・・


6月がスタート

過去最高値を記録した4月には及ばなかったものの5月度の出荷量も好調でした。前年同月比で144%、設定目標に対しては120%でした。高齢者施設への大型出荷が夏場(7月8月)はお休みになるのですが、全国規模の高級料亭への出荷も始まることから、6月はまぐろまんの生産現場では「備蓄作業」を開始することにしています。それでも「ホテル関係への供給が間に合わないかも知れない」と慢性的に逼迫しているようです。新規獲得はなるべく控えて欲しいとの要望がある中ですが、営業面では6月から本格的にインフォマート商談のシステムを使った営業スタイルを構築しようとしています。何品か登録してみたところ早速問い合わせがあって見積書を送りました。即決には至りませんでしたが、今までのスタイルとはかなり違うので、分からないことはとにかく「お問い合わせ」に連絡して聞きながら進めようとしています。明日もweb商談会ということで申し込みが来て出席することになりました。売り手(弊社)と買い手企業とインフォの担当者と3名で商談をするスタイルで、買い手側からの申し出で開催する予定です。


親子関係(?‼)

また頂けないニュースが。「岸田首相が息子秘書官を更迭」とのことでした。指名した当初から嫌な予感がしていました。いずれこんなことになるんじゃないかと秘かに思ってはいましたが、まさか公邸で親戚を呼んでどんちゃん騒ぎをするとは、開いた口が塞がりません。そしてこのことがどうしても長野殺人事件と重なってしようがないです。一方は首相の息子、もう一方は市会議長の息子。特に権力の座に就くものは常に身内や側近に対しては十分以上の配慮が必要だと分かっているはずなのに、どうして問題が起こるまで気が付かないのか不思議なくらいです。親ですから子供が可愛いのは当然ですが、それが度を超えるととんでもない事件に発展しかねません。過保護なのか、親バカなのか、そして子供も甘えから抜けきれないのか。どの家庭にも存在する「親子関係」ですが正しい公式や方程式などはないと思います。「子孫のために美田を残さず」という言葉を聞いたことがあります。「親の七光り」という言葉もありますが、果たして親はどのようにして子供を育て上げたらいいのでしょうか。永遠のテーマなのかもしれません。


痛ましい事件が続き

コロナ禍がようやく下火かなと思うところにインバウンドが拍車を掛けて押し寄せていて、大阪ミナミでも大きなスーツケースを抱えた外国人観光客が沢山見受けられるようになって来ました。ところが先日来のニュースを見ていると衝撃的な出来事が飛び込んで来て胸を痛めるばかりです。歌舞伎界の次世代を担う猿之助が自宅で両親の死亡と本人も自殺を図ったかのようなニュースには度肝を抜かれました。そして長野県の閑静な場所でいきなり2名の女性がサバイバルナイフで惨殺され、駆け付けた警察官も猟銃で打たれて殉職するという事件。更に衝撃的だったのは、沼津市の海岸で赤ん坊が焼かれたような跡を残して死亡していたという痛ましい事件には胸を抉(えぐ)られるような思いでした。紛争や戦争が絶えないような世界から見れば本当に平和な日本だと思っていましたが、まさかこんな事件が立て続けに起きるとは本当に考えられなくて憂鬱な日を過ごしていました。28日は我が家の子供の31歳の誕生日でしたが、長野の事件の容疑者も31歳だったと思います。同じ世代の子供を持つ親としては本当に居た堪れない思いです。


インフォマート

IDとパスワードが送られてきていよいよ申込んでいた「プラットフォーム『商談』」が始まります。リモートで初期設定などからいろいろ教えて貰いました。慣れて行けば問題ないのかも知れませんが初めて取り組むことにはちょっと抵抗があるようです。本来ならこのリモート講座の前に指定された動画を見ながら予習をすべきだったようでしたが、それを見落としていてチグハグな点が見られました。それでも予定の1時間をかなりオーバーしながらも丁寧に教えて頂いたと思います。経験上、パソコンのシステムは使い続けて、使いこなす以外にないと思っていますので、とにかく毎日少しずつでも前に進めて行こうと思います。とりあえず苦心しながら担当者の顔写真を挿入させましたし、会社の全景写真も載せることが出来ました。「分からないことがあればいつでも問い合わせできるので活用してください」と言われましたので大いに聞いて行こうと思います。新しい販路が開かれることを期待しながらワクワクしています。


天身の問い合わせ

キハダのまぐろまんを毎月100㎏~150㎏使う高級リゾートホテルがあります。もう1年以上継続していましたが、今回キハダから天身に切り替えようかという案件が出て来ました。納品している問屋の担当者から「改めて天身の見積をお願いします」との依頼を受けて本日提出しました。同時に有償サンプルも願われましたが、「天身を納品するとなるともう一度自分もしっかり試食し、解凍の仕方や保存方法などを学習しておきたいので」と非常に前向きな担当者の姿勢に感銘を受けました。競合他社からはフレッシュのマグロの提案が既に来ているようで油断はできませんが、ベスト価格を提示することはもちろんですが「まぐろまん天身」の優れた点を思う存分に投入して頂く予定です。特にフレッシュとなると残った場合の保存の問題にも課題はありますし、安定供給に不安材料が残ります。その点は担当者も非常に理解していて十分に説明して頂けるものと確信しています。天身が徐々に伸びて来ている中ですが、今回のリゾートホテルが決まればまた大きな成果に繋がります。


ヤマト便の変更で行き違い

宅急便はヤマトさんが一強です、他社はヤマトさんのレベルには到底敵わないというのが現状で一致した見解です。出来ればヤマトさんに追随するような宅配サービスが現れて「正しい競争」を願いたいところですが、現段階ではなかなか困難なようです。それくらいヤマトさんのクオリティには高いものがあると評価されていますが、反面「ヤマトさんが出来ないというなら仕方がない」という風潮はあります。この度地元松山のヤマトさんから以下の画像のような通知が届きました。意味を解せば、「関東圏は翌日便として扱うが、それ以外は扱えない」とその情報を受けた弊社担当者から連絡を貰いました。問題は中部圏で、現状なら翌日便として使って来ましたが、今後は使えないという意味だとして中部圏の得意先に通知しました。得意先の担当者は「そんな話はこちらのヤマト便からは全く聞いていない、確認してみる」と言って松山のヤマト担当者に確認したところ「中部圏は現状通り」との返答があったとのことでした。それを松山の担当者に伝えて確認をして貰うことになりました。結論はまだ届いていません。しかしヤマト一強ゆえにすべては従わざるを得ないのが現状です。

 


サミット終了

広島で開催されたG7サミットが大きな事故もなく無事に終了できたことは喜ばしいことです。数々の世界規模での難問の糸口が見つかりそれに向かって一致団結しながら解決に向かって欲しいものです。ゼレンスキー大統領が戦渦を乗り越えて参加できたことは大きな成果だったと思います。今回のサミットでは「核の問題」が大きなテーマでした。かつてウクライナは核保有国でしたがそれを放棄し平和の道を選択しました。もし保有国のままだったとしたらロシアからの侵略はなかったかも知れませんが、逆に保有国であることからロシアのような侵略国になっていたかもしれません。地球と人類を何百回も滅亡させるほどの核兵器が地上に存在していて、今なおそれを増幅させようとしている国があります。今回のサミットが成功かどうかはその後の世界情勢によることなので結論は出せないでしょうが、中心7ヶ国とは全く意見の違う別な国家群があり、核を保有して対峙して来るとしたらそれにどう向き合うのかが最大のテーマでしょう。7年後に再び日本で開催される時にはもっといい意味で違った世界になっていて欲しいと切望します。