試食展示会

1次問屋の担当者からの連絡です。「2次問屋の試食展示会にまぐろまんが決まりましたので準備をお願いします」とのことでした。会場は2次問屋の会議室で4時から開催するので1時間前くらいに来場し準備してくださいと言われました。年商50億円程度の中堅問屋ですが、40名近い営業マンが続々帰社するのを待ち構えていて、その営業マンたちにまぐろまんを紹介し、彼らが興味を示し扱って貰えるようにすることです。このスタイルは以前にも何回か経験があったのでだいたいの流れは理解していますが、やはり初めての相手先なので緊張感はあります。幸いこの1次問屋が非常にまぐろまんを受け入れて下さる会社なので期待は大きいです。隣県なので早めに準備し臨みたいと思います。

 


異業種交流会

知人の紹介でWEB上で開催されている「異業種交流会」にゲストで参加させて頂きました。様々な業種の会員さんがそれぞれ自分の持ち味を生かしてプレゼンし、30名近い方々が支援したり紹介し合ったりするようなシステムのようでした。「まぐろまん」を携え、「40秒で紹介してください」と言われポイントを案内しました。何人かの方が興味を持たれ、いろいろ質問を受けたり、紹介してみたいと言われたりしながら2時間の集会があっという間に終わりました。基本的には毎週開催しているようで次回の参加も促されました。非常に興味深い集いではありましたが、いくつかの難点があり保留中とお伝えしました。大きな理由の一つには精神面と体力面の不安さがあり、定期的な開催について行けるかどうかということです。ただ営業面での魅力は大きいものがあるので慎重に検討して答えを出そうと思っています。今までとは別世界で「まぐろまん」を紹介できたことは嬉しいことでした。


牡蠣の産地

牡蠣と言えば広島や東北の宮城・岩手辺りが有名だが隠れ産地として兵庫県の室津が近年徐々に知られるようになりました。広島で年間1000トン扱う牡蠣業者と同行してその室津の牡蠣業者を訪ねました。今年は先日の台風の影響でかなり収穫は落ち込むようですが、漁師さんは懸命に冬場の出荷に備えて準備しているようでした。この地の牡蠣は極めて高品質なことで有名だそうで、是非扱いたいと思い視察に行って来ました。生牡蠣と冷凍牡蠣と両方出荷し、どちらも生食は可能です。暑い夏が過ぎ、食欲の秋から冬場にかけて牡蠣の旬に入ります。是非とも挑戦してみようと考えています。


献花メッセージ

『誰よりも日本のことを真剣に考え、そして行動して頂いたと心からそう思います。
リーダーこそが全てです。
安倍元首相が日本の最高責任者であったことが本当に誇りです。
安倍首相のような方が次に現れるかどうかは分かりませんが、出来れば期待したいです。
戦後77年目にして日本は大きな星を失ってしまいました。しかし日本は必ず復活します。見ていてください。お疲れ様でした、そして本当にありがとうございました。』

 

25万件以上になったというデジタル献花に投稿し、メッセージを送りました。世論は賛否両論でしたが、日本の大切なリーダーを失ったことは我が国にとって大きな損失でした。心からご冥福をお祈りいたします。


デリケートな問屋業

まぐろまんは製造工程もデリケートですが、流通経路もかなりデリケートです。メーカーである弊社工場を出荷した後に「1次問屋」から「2次問屋」を経て飲食店店やホテルなどに行く場合と、「2次問屋」から更に「3次問屋」を通過して施設の厨房や調理現場まで行くというケースなどがあります。当然のことながら弊社は1次問屋とのお付き合いで商談を進めて行きますが、実際に使用される調理師さんとはかなりの距離感があります。極力調理現場での状況を把握できたらと思っているのですが、間に何社も入っていることからなかなか実態を掴むのは容易ではありません。特に問屋さんたちは何百種類もの商品を扱っていることから一商品に拘っている余裕などないというのが現状です。そんな状況ですからまぐろまんも、突然注文が止まってしまったり、急に再開したりということが頻繁に行われます。理由を尋ねても1次問屋では把握し切れていないことが多いです。今回も、4月までは毎週のように注文が来ていた社食施設から突然止まってしまい、その理由も全く分からないまま時間が経過して行きましたが、この時期になって再び注文が入って来ました。有難いことですが、出来ればその理由を知りたいです。恐らく止まった時の理由と同じように「不明」となるのでしょうが、だからと言って飛び越えることは出来ません。そこに大きな難しさを感じます。ですが、再開できて一安心です。


37歳10ヶ月

パナソニックオープンでは日本ツアー6人目となる蝉川泰果選手(21)が数多いプロを差し置いてアマチュアで優勝を果たしました。賞金の2000万円は貰えませんが松山英樹や石川遼らに続くスーパースターになれる器でした。女子では、山下美夢有選手(21)が初日の-12アンダーからの完全優勝(-18)。プラチナ世代とかミレニアム世代とか言われ、若い選手が続々登場し名前を覚えるだけでも至難の業です。プロ野球はヤクルトが2連覇を果たし、CSの3枠目を目指して巨人と広島、そして我らが阪神が残り3試合をかけて鎬を削っています。しかし何と言っても圧巻は大相撲でしょう。玉鷲関が2度目の優勝を飾りました。昭和以降最年長記録の更新37歳10ヶ月は見事です。何度も優勝を飾ることは素晴らしいことだと思いますが、既に引退していてもおかしくない年齢であの激しい相撲を取り続けることだけでもすごいと思うのに、2度も優勝するとは恐れ入ります。怪我が一番の敵だと思うのですが、それに打ち勝てるだけの日頃の稽古の賜物だと思います。量ももちろんですが質のレベルも相当なものがあり、その稽古が優勝を生んだものと思います。怪我で途中休業を余儀なくされた横綱、角番負け越しで陥落の大関、再起を掛けて必死で返り入幕を目指す元大関、そして上位を虎視眈々と狙う若き力士たち。様々なスポーツで楽しませてくれる選手や力士には「一つの世界を極める」ということで本当に頭が下がりますが、全てに言えることは怪我をせず、末長く頑張り続けて欲しいということです。


新史観発見?‼

支持率が下降線を辿る岸田首相が国連を改革するという演説を行いました。かつて2005年にも提案しましたが無視されてしまいましたが、今回はロシアのウクライナ侵攻を受け、常任理事国の1ヶ国でも拒否権を発動すれば国連は機能しないということでロシアへの批判と国連の危機を訴えました。マスコミはあまり大きくは取り上げませんでしたが、もしかすると歴史のターニングポイントになるのではないかと内心期待が膨らみました。第77回国連総会の場でした。77という数字に意味があるような感覚でちょっとメモしてみました。国連が発足したのは第2次世界大戦終戦と同じ年の1945年です。それから今年で77年。その終戦から遡ること77年は1868年、つまり明治維新です。1868年+77年=1945年終戦(国連) 1945年+77年=2022年(現在) そして2022年+77年=2100年(22世紀の始まり)という不思議な数式が並んで驚いてしまいました。つまり今年が転換点でこれからの77年間で人類は完全に平和な世界を構築していかなければならないし、その先頭に立つのが日本国だということです。就任1年を過ぎた首相には支持率などに拘らず、為すべきことを果敢に推し進めて頂きたいと思います。前首相の国葬7日前の天啓でした。

明治維新(1868)77年 終戦(1945)77年 現在(202277年 世界平和2100)


退職の挨拶

『この度、一身上の理由により9月末日で現職を退社することになりました。在職中はお世話になりましたことを、心よりお礼申し上げます。誠にありがとうございました。本来であれば直接お伺いし、ご挨拶すべきところではございますが、メールでの急なご連絡となりますことをお詫び申し上げます。最後となりましたが、御社のさらなる発展とご多幸をお祈り申し上げます。ご多忙のことと存じますので、ご返信は不要です。短い間ですが、本当にありがとうございました。』という1通のメールがまぐろまんの得意先担当者から届きました。実に寂しい思いで一杯です。一緒にまぐろまんを啓蒙しながら意見を交わし合い、またさまざまに協力し合った仲でしたが残念でなりません。新天地でのご活躍を祈念するばかりです。近ければ直接会って色々語り合いたいところですが距離的にも遠い得意先なのでそれも叶いません。どこかの街ですれ違うかもしれません、その時こそ語り合えたらいいなあと思います。大切なことは事業を発展させながらも、どれ程人と人とが付き合えたかではないかと感じています。


台風14号

発生当初から「かつて類を見ないほどの猛烈台風」と言われ、ゆっくり北上しこの3連休は日本列島を脅威に覆ってしまいました。910hPaから始まりその勢力を弱めることなく九州南部に上陸して行きました。宮崎県在住の親戚に電話してみると「今はまだ大きな被害はないが注視している」とのこと。外出もままならずテレビに釘付けになりながら各地の様子に食い入っていました。川が氾濫し、田畑が水没し、樹木が倒れ、家屋や道路が崩壊している様子を見ながら、いつものことながら「いつの時代になったらこの災害を無くすことが出来るのか」と心底思い悩んでしまいます。今は注意警告を発することとそれを受け止めて早め早めで対策を講じることしかできません。我が家もベランダの植木鉢など全てを屋内に移動し、到来に備えました。幸いこの地は大きな風雨もなく過ぎ去ったようですが、被災された方々には心からのお見舞いと一日も早い復旧をお祈りするばかりです。


コロナ、終わりの始まりか

WHOのテドロス事務局長「まだ到達していないが、終わりが視野に入って来た」との発表で、収束に向けて感染拡大防止への継続を訴えたとニュースが伝え、全面期待ではないが微かな光が差し始めた感じがしました。日本も減少傾向にあるとはいえ連日8万人程度の感染者数があり、油断は出来そうにありません。秋から冬にかけての「第8波」も懸念材料であることは間違いありませんが、オミクロン株に対応するワクチンも始まることから完全収束というよりも共存(WITHコロナ)の時代へと向かっていくように思います。強烈なインフレと円安が加わって本当に厳しい状況下ではありますが「明けない夜はない」ことを信じて前に進むのみです。得意先からは「まぐろまんはまた次の値上がありますか」という質問の連絡を頂きました。115円当時の安定期で輸入していた原料原魚ですが、145円近い現状では原料だけでも25%以上の値差が出ていますので値上げは余儀なくされています。ただ自社努力で何とか抑える工面をしながらこの難関を乗り越えることが出来ればと協議は進めています。複雑な社会変動の中で「まぐろまん」を定着させ安定価格で安定供給させることは至難の業ですが、挑戦し続けて行きたいと思います。