一番困ることは・・・

営業を担当していて一番困ることの一つに「やり取りが上手く行かないこと」があります。まぐろまんという商品だけではなく、一般的に営業は形があるとかないとかに関わらず人と人が様々なやり取りをしながら信頼関係を積み上げつつ最終的な結論まで持っていく作業だと思っています。ところが最近の事例の中にサンプルを送るまではいろいろやり取りが出来るのにその後はピタリと音信が途絶えてしまうというケースに遭遇したことがあります。当然サンプルを提供したからと言って全てが成約に結び着くなどとは考えてもいません。むしろそうでないことの方が多いかもしれません。ただサンプルを受け取り、商品を確認されたり、試食して見られたり、その他いろいろ試されたと思うのですが、その内容が伝わって来ないことが一番悲しいです。逆に言えば、同じことを自分もしているかも知れないと思いながら「わが身を正そう」と思うところです。実は今回のシーフードショーで出会えたある通販会社様と何度も何度もやり取りさせて頂いていて、まだ最終結論を頂いておりませんが、その方が本当に有難いです。じっくりと煮詰めながらお互いのメリットとデメリットを擦り合わせ共通点や妥協点を見つけていくことが本当の営業だと思っております。まぐろまんの開発者曰く「まぐろまんは商品力だけはしっかりあるが、ないのは営業力とブランド力だ」と。その営業力を磨くのが我々の仕事です。


まだまだ来ます

今朝は登録されていない番号から2件の電話が入りました。1件目は愛知県の得意先問屋の担当者からでした。内容は、今まではこの問屋さんにまぐろまんを送り、担当者が営業配送していました。ところが10月に開いた展示会に来場されたお客様が「直送して欲しい」という問い合わせに対して対応できるかどうかという電話でした。実はこの展示会は問屋さん独自で開催したものでまぐろまんを紹介しながらも非常に好印象のお客様が多かったという感想を持って帰りました。「大丈夫です、直送させて頂きます」との返事を差し上げて、早速その担当者名を登録しました。もう1件は、11月のシーフードショーで出会った方からでした。あれから1ヶ月が過ぎますがまだまだ問い合わせが続いています。「得意先にまぐろまんを案内したところ大変興味を持っていただき是非サンプルを見てみたい」ということで早速サンプルを送って欲しいという内容でした。その際も「もう一度しっかり何故まぐろまんはあんな特徴が出せるのか説明してくれませんか」とのことでスマホをマイク機能にしながら力説してしまいました。内容も理解して頂き、来週の金曜日には再訪するのでそれまでには届けて欲しいとのことでした。こちらの方も登録させて頂きました。


何度でも挑戦

今朝一番で「まぐろまんのサンプルと見積もりをお願いします」という電話が入りました。普通のことなら大して驚きはしませんが「この社長さん」からだったので本当にビックリしてしまいました。つい先日もみなと新聞記事をメールした際もすぐに電話があり「熱心なのはよく分かりますが、いくら勧められてもまぐろまんを扱う気配はありませんので、もう送って来ないでください」ピシャリと断られた社長さんだったからです。2年ほど前にこの社長さんの紹介で大きなホテル旅館にまぐろまんをご案内したことがあり、その時の相手方の料理長の対応が芳しくなくその事を随分気にしておられ「まぐろまんとはあまり関わりたくない」と心を閉ざしてしまわれました。人間的にも立派な社長さんなのでずっとお付き合いはしていますが、ちょっとでもまぐろまんの話をすると直ぐにシャットアウトされてしまいます。それでも時あるごとにまぐろまんの啓蒙をすることに命を懸けていることを知らしめようと訴え続けて来ました。お付き合いしてからはもう長い間柄ですが、今朝の電話には本当に驚くばかりでした。サンプルが届くのは金曜日ですが、おそらく土曜日に得意先に持って行って説明しようとされているようです。結果がどのようになるかは分かりませんがまぐろまんの宣教師としては使命感を持って宣べ伝えるだけです、もちろんどんなに断られようと。


モニター試食会

ドクターフライを設置して頂いている天ぷら屋さんの社長さんから「試食会をするので来て欲しい」と言われ、言われるままに食品メーカーのテストキッチンに行きました。趣旨としては来年3月にオープンする新店でのメニュー作りを行うというものでした。当然次のお店にもドクターフライを設置するので、このテストキッチンで行う試食会にもドクターフライを当然設置した状態で行いたいという願いでした。担当のシェフが次から次へと天ぷらを揚げ、それを試食して評価表に記載していく作業ですが、美味しいのはどれを取っても美味しいのですが、ひとつひとつ評価するとなると結構考え込んでしまいます。天ぷらだけではなく、ランチメニューと最後は強烈なコブシ大の唐揚げが10個も登場してきました。さすがに満腹状態を越えていましたが、実に不思議なのはあれほど油物を取っているのにいくらでも入るのには驚いてしまいました。ここまで究極的にやったことがなかったので改めてドクターフライの凄さというか威力に驚嘆してしまいました。その社長さんがドクターフライを気に入って頂ける理由を改めて感じさせて頂きました。


マッチング

広島の牡蠣を扱う業者さんとの付き合いは結構長くなりました。年間400トンも輸出していましたがコロナ禍で激減してしまいました。輸出に主力を置いていたことから国内ルートはこれから開拓する必要に迫られ、相談を受けました。それなら食品商社の部長を知っているので紹介することになりました。その部長も週に2回はリモート出社とのことで、夕食を取りながら話し合いましょうということになららました。これから会場に向かう駅の待ち時間でレポートしています。マッチングという言葉が相応しいかはわかりませんが、新しい出会いがあることは素晴らしいことだといつも思っています。人と人が交流することで可能性が広がることは間違いありません。どちらも紳士的で誠実な性格なのできっと良い関係ができると信じています。


送料について

毎回10㎏、20㎏とご注文を頂く九州の問屋さんから珍しく30㎏を2回連続(13日着と16日着)で注文が入りました。通常はヤマト宅配便を使って発送日の翌日には指定された倉庫に届くという習慣が付いていました。運賃は税別で1,550円ですので、3個口×2回ですから合計で9,300円になります。出荷側はお得意様のご要望通りに発送するだけですが、営業側からちょっとしたご案内をさせて頂きました。「30㎏を2回で、到着日の指定も3日ほどの間隔なので、もし60㎏を1回にまとめてヤマト便ではなく、運送便を使用されたら如何でしょうか」との提案をしました。通常5個口(50㎏)未満でしたらヤマト便での対応ですが、50㎏を越えた場合は運送便を使う方がかなり運賃の削減が可能になります。今回の九州でしたら800円×6個=4,800円となり、4500円も安くなります。1個当たりで換算すると750円も安くなり、毎回のことですので積もり積もると大きなコストダウンに繋がります。この提案をさせて頂いて大変喜んでいただきました。ただ弱点もあります、ヤマト便は時間指定が出来ますが、運送便は時間指定が出来なく、指定日にお届けするというアバウトな面があり、その点を理解してもらえればかなり割安になります。コロナ禍でマグロの原料が高騰するだけでなく、バチはほぼ枯渇状態にまで陥っています。まぐろまんも値上げせざるを得ない状況に追い込まれていますのでせめて運賃だけでも値下げできる工夫を提供できればと思っております。


高級料亭続編

11月15日付「高級料亭」の続きです。帳合の問屋さんの支店長が本部に出向いて担当者と話を詰めて来ました。その報告が先ほど入ったところです。①春季(3月~5月)メニューのメインに使用したい②店舗数は正式に75店舗(昨年初めから2店舗と12月から開始した3店舗は別枠で大量に使用しています)③1月末に全75店舗に5㎏ずつの納品(試作品や料理研究目的で)④3月から本格納品の開始⑤予想以上の使用量になる可能性を含んで欲しいと言った内容を話しながら、「コロナ禍の以前の状況に戻りつつあるのでかなりの量は出ると思います」と言われたと報告して貰いました。さて、午前中のリモート商談(10時)が入っていることをすっかり忘れていて気が付いたのが9時50分でしたが、何とか滑り込みセーフで間に合いました。シーフードショーで出会った会社様の新しい担当者様で初対面の方でしたので緊張しましたが無事に第1回目を終えることが出来ました。内容的には大変充実していて前向きに検討し合うことで一致し継続商談し合うことになりました。他にも案件が次々に舞い込んできて休む間もない程の一日です。


株価が多少上向きか

この1週間は落胆の毎日でした。オミクロン株という得体の知れない新型コロナの変異株に振り回され、株価が見る見るうちに下落の一途を辿りました。大半の方々は「損失」を被られたのではないでしょうか。もちろんそんな中でも利益を出している方もいるとは思いますが。「上がったものはいつかは下がる、下がったものはまた上がる」とはよく言われますが、自分の場合はどうも当てはまらないようで「買ったら下がるし、売った後にはどんどん上がっていく」この繰り返しのような気がします。しかしそのような中でも何かを学び取ろうともがき苦しんでいる日々です。アメリカが「北京オリパラ」に対して「外交的ボイコット」を発表したとのニュースが流れました。理由は人権抑圧に対する抗議とのこと。私的には、当然であり理解できると思いますがそれによって更に米中関係が悪化し、その影響が日本にも及ぼされ兼ねないことを考えると非常に深刻です。プーチンがインドを訪問し海軍施設の使用許可を取り付けたということ、更に北京には出席するようで、巨大国家の対立がますます激化しそうな気配で懸念材料が増えるばかりです。「100万円をどうするか」などということに目くじらを立てているような暇はないはずです。もっと国家の真髄について議論できる者はいないのでしょうか。正しい眼を持ちたいと切実に願うばかりです。


娘の奨学金

社会人になって7年、まだまだ一人前になれない次女。それでも先日は1級FPに合格し厚生労働大臣からの合格証書が送られてきたのを見ながら「親バカ」を実感していました。しかしその矢先、年に2回届く奨学金の請求書に頭を抱えてしまいました。一体いつまで続くのかの確認をすべく事務局に電話して見ました。「年に2回のお支払いで最終は令和10年6月です。」との返事が返って来ました。7年あります。我が家は家庭の事情があって親が返済しています。「まだそんなにあるのか」という思いと、「それまで元気に働くぞ」という意欲が湧いてきて気持ちも新たになった気がします。奨学金のお陰で無事に高校と大学を卒業でき、社会人になりましたが、まだまだ半人前。一日も早く普通の社会人になって社会に貢献できる人物になって欲しいと願うのが親の気持ちです。そして私たち夫婦も「元気で働けることだけが最高の感謝です」と。人生100年時代を決して子供たちや人様の世話になることなく、少しでも世のため人のために生きた証を立てたいと励まし合っています。


みなと新聞に掲載記事が

今朝の「みなと新聞」に掲載された記事を載せました。取引業者様からも「載ってますよ」と連絡を頂き嬉しくなりました。ここまで拡販にご尽力頂いた関係者の皆様には心から感謝申し上げます。