阿部元首相死亡

7月8日午前11時半過ぎ応援演説の最中に暴漢に襲撃され、その後搬送先の病院で死亡が確認された阿部元首相。日本にとっても、また世界にとっても大きな指導者を失ったという衝撃はとてつもなく大きい。20年8月に首相を辞職する際に「拉致問題、防衛問題、憲法改正等々、道半ばでの退陣は断腸の思い」とあったが、彼ならそのような問題を解決できる力は持っていたはずだと今更ながら悔しさが込み上げて来ます。タラレバになってしまいますが、どうして専属SPが一人だったのか、どうしてSPが盾になるかあるいは元首相を倒してでも守り切れなかったのか、警護体制をもっともっと十分に出来なかったのか、県警本部の会見でも釈然としないものがありました。失ってみて更にその人物の偉大さや価値が改めて言われますが、果たして彼の遺志を受け継げるような人物が現れるでしょうか。参院選で自民党は圧勝し、与党が単独過半数と新聞では大見出しですが、その中に第2の阿部氏、第3の阿部氏が出現することを心から期待します。暴漢は「特定の宗教団体に大きな恨みがある」として阿部氏を狙ったと供述しているようですが、もしその犯行動機にその団体があるならばそうさせた責任の一端を担う者として真摯に偽りなく真実を記者会見の場で述べて貰いたいと切望します。大きな財産を失った国民と国家に対し、また世界に向けて真実を語る責任があると信じています。


サボテン

高級料亭のチェーン店でまぐろまんを継続使用して頂いています。帳合の問屋さんを通じて実務担当者の開発企画室の次長さんとじっくりお話しする機会を頂きました。300余の店舗ではまだ従来の冷凍マグロを使用しているが、どうしてもバンドソーのおが屑等を洗い落とすために温塩水を作って作業を行うという工程があり、非常に神経を使うが、このまぐろまんは真空パックになっていてそのまま流水で解凍でき、全く手間もかからず気も使わずに出来るので非常に便利だとの高評価を頂戴しました。商談中に「サボテン」の話が出ました。一般的には、観賞用とか砂漠に生える植物とか、中米メキシコなどのイメージですが、これを食用として開発し、事業として取り組もうとしているというのです。驚きましたし、まぐろまんに出会った時のような強い衝撃を受けました。「サボテンを食べる」という発想が今までなかったので、もしかしたらこれが世界の食糧難を解決する救世主になるかもしれないと思いました。砂漠のような難しい環境でも生存していて、しかも食べられるとなれば大きな朗報です。期待を込めながら「出来ることが有ればお手伝いをしたい」と。


企業展示会

大阪の府内にある中堅食品問屋が主催する展示会にまぐろまんを出展しました。朝10時から夕方5時までに355名(社)が来場されたとの主催者側の発表がありました。昨年はコロナ禍で中止を余儀なくされたようですが、それでも今回で22回目ということでした。大手の食品が居並ぶ中で、ブースこそ小さいですが、反響は上々でした。多くの食材が値上がりする中ですが、だからこそまぐろまんの真の価値に共感してくれる来場者が大変多く見受けられました。大阪市内のかなり大きなホテルのバイヤーが「これはいいね。早速朝食メニューに入れるのですぐに商品を送ってください。」と即決でご注文を頂いた方もおりました。スーパーデリカで寿司原料を探しているという担当者は「非常に興味があるので検討したい」と。また老人ホームや病院食を手掛ける問屋さんが来て「よくマグロの問い合わせを受けるのだが、マグロは難しくいつも断ってきた。これが行けるなら非常に面白そうだ。」とか、居酒屋の店長は「サンプルが欲しい」とか。またイタリアンのシェフは「カルパッチョには最適なようなのですぐに取り入れたい」などの感想をはじめ、来場者数がコロナ前よりも減少したもののまぐろまん的には大変有意義な展示会となりました。ひとつひとつ詰めて行きたいと思います。


送料改定

7月より「まぐろまん」の新しい送料体系をホームページと営業ツールに掲載して改定を発表しました。小口ではヤマト宅配便を使用し、大口では路線便を使用しますが、その路線便に「ランティック便」を追加し、状況や内容に応じて選択できるようにしました。様々なものが値上げという環境圏で送料も当然上がっていますが、少しでも軽減できるように準備しました。ご活用ください。


台風4号

南シナ海で発生し北上を続けていたのに列島に近づくと一気に東に曲り、今朝九州佐世保付近に上陸したという台風4号の軌道は四国を横断して近畿地方に向かって来ています。地理的状況や気温、偏西風など様々な影響を受けながら毎年何度もこの「台風」に脅かされる日本列島です。太古の昔からその道筋はほとんど変わっていないのにこの災害に対する予防策はなかなか難しいものです。特に近年この台風の影響を受けた「線状降水帯」がもたらす被害は甚大です。科学が発達し、研究が更に進んでいてもこの「台風」を発生現場から根治させることは不可能です。ならば、人間の知恵を結集させて如何にその被害を最小限に留めるかだと思いますが、自然の力は決して侮ってはならないようです。今はアメダスなどの気象衛星から送られてくる最新の気象情報があり、それが大いに役立っていることは事実です。かつて予報などがなかった時代はただただ突然の災害を受けるばかりだったことだと思いますが、いつか未来にはこの災害をコントロールできる時が来たら本当に幸せだろうなあと思うことがあります。いつかあるかも知れない地球の滅亡に備えて、人間たちを宇宙に避難させる計画を立案している実業家がいますが、人類の叡智を結集させることで不可能を可能にできる時がきっと来ると信じています。そんな未来を夢見ながら今日は台風4号の最中に明日の展示会の搬入作業を行います。


通信障害4000万回線

まぐろまんの得意先に電話しても繋がらない、何度電話しても繋がらない。相手側で当初は「着信拒否か」とも考えました。その後ライン電話だけは通じたので要件を済ませましたが、KDDI(au)の通信障害だという報道を知り、それが全国的に4000万回線に、更に復旧までに40時間以上もかかっていると知って唖然としました。便利になり過ぎた社会生活の弊害というべきか、危機管理体制の甘さが現れたとでも言うべきか、実際に携帯電話が通じないという事態に遭遇すると「もう何もできない」という現実をまざまざと見せつけられました。影響は通信だけに留まらず、緊急通報だったり、物流に影響したり、中にはATMが利用できなかったり、かなり深刻だったということでした。情報の大半を携帯電話に頼って生きていて、それが当たり前の時代になっている今は、それが使えないなどということなど全く考えていませんでした。こんなことは二度と起きて欲しくはないですが、戦争や自然災害や不慮の事故など「決して起こらない」ということはないということを肝に銘じ、少なくとも個人的にでもバックアップ体制を構築していく必要性に迫られました。間もなく台風4号が列島を直撃するという予報を聞くにつけ、正に「備えあれば憂いなし」です。


7月スタート

あっという間に半年が過ぎた2022年です。今日から7月、後半に向かいます。ただ、暑い、暑い、暑い・・・・。40℃を越えた地域もあるそうで、日本列島は完全に猛暑に包まれ正に戦闘状態です。若かりし頃はこんな猛暑は真夏だけだったなあと思うと、おそらく7月8月9月までの最低でも3ヶ月間はこの戦いが続くと思うと心底恐ろしさが込み上げて来ます。水分補給を常時心がけながら、「負けてなるか」の思いで3ヶ月間は頑張るぞと決意を新たにしています。いつの間にか四季折り折りの美しい日本は消え去り、亜熱帯から熱帯日本になるのではないかと懸念しています。そんなものは子孫には残したくないなあと思いつつも、まずは我が身をどう守るかが最優先課題の現状です。


子孫繁栄

我が家の長男は東京で家庭を持っています。5歳になる息子と3月に産まれ7月1日がちょうど100日を迎える次男がいて大変賑やかです。また横浜に嫁いだ長女の家庭には今年小学校に入った娘と4歳の次女がいますが、こちらも負けず劣らず大騒ぎで、最近福井からご両親が来て長期同居生活が始まったようです。その長女から「第3子懐妊」の知らせを受けて大喜びでした。年初に流産した後なのでくれぐれも体調を崩さないようにと返事をしました。長女、次女と来たので願わくは男児をとは思いますが、それは神のみぞ知るで、とにかく安産を願うばかりです。時を同じくして長男の妻からは「絶対に第3子が欲しい、絶対に頑張る」との宣言を聞いて、本当に頼もしい限りです。次男の愛くるしさがたまらないようで、こんな可愛い子をもっと産みたいのだそうです。祖父母としては本当に嬉しいばかりです。少子高齢化時代なので、少しでも逆行できればありがたいです。


告別式に参列

普段はあまり死と向き合うことがないのに、知人だったりとりわけ近しい人物が亡くなるとどうしても考えざるを得ません。自分の人生は何だったのか、何のために生きてきて、死んだらどうなるのか。年を重ねて故人が同世代だったりすると余計にそのように感じてしまいます。生きている限りいつかは必ず死を迎えますし、それは避けることができない事実です。人間には考える力があるので「死んだらどうなるんだろうか」と誰もが純粋に考えるのも当然なことです。しかし有史以来その問いに明確な回答を出したものはおりません。行ったことのない世界に絶対的に行かなければならないのに、そこがどんなところなのか分からないからみんな不安になり、恐怖に慄(おのの)くのです。分かっていれば誰もが安心して行けるはずなのに。正しい行いをし、悔いなき人生を送った先にあるのが天国なら、今からでは遅すぎるようだが、出来るだけ正しいと思うような生き方をして行きたいし、悔い多き人生だったが、せめて残りの人生くらいは悔いのないような人生にして、堂々とあちらの世界に行きたいものだとしみじみ感じながら、参列者の一角に加わりました。そして故人の安らかなお顔を見ながら「良き人生だったのだろう」としみじみ思いました。


提言

梅雨期にも関わらず連日な猛暑が日本列島を襲っています。電力が逼迫しているというニュースが流れ、豪州ではその影響での山火事でコアラの生態系が大きく変化したとも報じられています。偏西風の異常な流れが大きな原因だとも言われ、その影響は地球規模に及んでいます。いよいよ人類は真の敵と対峙しなければならない時を迎えたようです。人類歴史は闘争と戦争の歴史だとも言われて来ましたし、今もなおその戦争が続いているのが現実です。民族間や国と国の争いが果てしなく続いて来ましたが、もはやそんなことをしている時ではありません。真の敵は、イデオロギーの違いや国家間の利益の違いなどではありません。真の敵は「自然災害」です。これを放置すればいずれ人類はこの自然災害によって全滅させられる危機に瀕しています。今こそ人類は人種や国境、考え方の違いなど全てのことを乗り越えて一つになり一丸となってこの自然災害に対応しなければなりません。その最も大きな手段は「核兵器の平和利用」だと確信しています。人類の叡智を結集すれば、この人類を何百回も滅亡させることの出来る核兵器がこの自然災害を解決できる最良の手段となるはずです。最高の科学者たちの国境を超えた知恵でこの問題の解決を心底期待しています。