「へんぺいたいせん」と読みます。6ケ月前からの症状が自然的に治って行くものかと思っていましたがなかなか元に戻らないことで近くの歯科医に相談しましたが、「不明です」と言われ、歯科大学付属病院の口腔外科で診察してもらった結果、おそらくこの「扁平苔癬」でしょうという診断結果でした。口腔内の内側が傷付いたりゴワゴワのような違和感を感じたりがずっと続き、特に寝起きが一番酷い症状でした。初めて聞く名前なのでネットで検索してみました。『皮膚や粘膜に対する慢性的な炎症によって引き起こされる病気』だそうです。免疫細胞の異常が原因と考えられており、痒みなどの症状が現れる。前腕や手首、足首、唇や口の中、または性器周辺の粘膜に生じることもあります。自分自身の免疫細胞が異常を起こして皮膚や粘膜が攻撃を受けることを原因として発症すると考えられるとのこと。主なものではC型肝炎ウィルス、インクルエンザワクチン、薬剤、歯科金属アレルギー、化学薬品などがきっかけ・原因と考えられるようですが、未だに正体不明の病気のようです。とりあえずステロイド系の外用薬を処方してもらい2週間後に経過観察の結果を診断すると言われました。1月30日に誕生日を迎え高齢者扱いされる年齢になってきたので「何があっても狼狽えず、慌てず、当然のこと」と受け止めていく、と自分自身に言い聞かせて行きたいものです。
前年同月比217%
あっという間に1月が終わりました、今日が最終日ですが、まぐろまんの出荷量は前年同月比で何と倍以上の217%でした。オミクロンが猛威を振るい全国的に感染者数が拡大する真っ只中ですが、否真っ只中だからこそまぐろまんのような特化した商品が必要とされているのだと確信が湧いてきました。接触機会を減らしながらも食べることを減らすわけには行かないし、飲食店も計画仕入れが見通せない状況だからこそ保存が可能な商品が願われていると感じています。とにかく自分からは感染拡大を阻止するという覚悟での生活を送りながら、一日も早い終息を願うばかりです。そんな矢先に東京の知人から「以前に話していた米国在住の友人が帰国し、ホテル待機を終えた後に是非まぐろまんの話を聞きたいと言っている」と電話を貰いました。米国で使用できるものならぜひ輸入したいので「会いたい」と言っているそうです。もちろん国内はこんな状況下ですが、チャンスかもしれないので前向きに検討し返事をすると答えました。また大手商社の親しい部長からは「どうしていますか、自分たちも30%出社で後は自宅でのテレワークです。商談は外でしか出来ない状況ですが、こんな時こそ前向きに取り組むつもりですので、まぐろまんをまたよろしくお願いします」との電話を頂戴しました。ピンチこそチャンスと捉えて前進するのみです。
信頼関係の中で
まぐろまんの場合は帳合を2社絡むことがよくあります。C社からの注文をB社が受け、それをB社からA社に送り、A社から我が社に注文書が送られてくるというシステムです。平素は問題なく運営されているのですが、たまにイレギュラーな事態に遭遇することがあります。今回のケースはC社が「どうしても2日着で納品して欲しい」という注文内容をB社が本日夕方5時30分に受信しました。それを通常はA社に送信するのですが、既に5時で閉社の上に土曜日曜が休業日のため、それを待っていると2日着が間に合いません。B社の担当者からそのような事情を踏まえて連絡を受けました。B社の担当者もA社の担当者も日頃から深いお付き合いをしているので「問題ありません、その注文書を我が社に送って頂ければ間に合うように対応します」と返事をしました。月曜日にA社に連絡を入れて事情を説明し、既に注文処理をした旨をお伝えするつもりです。これで一件落着になる予定です。ところがこんなこともありました、失敗の例です。S社からの大型注文は運送便の対応でしたが、その日になってもS社からの指示書が届きません。同日に同じく運送便を使っての大型注文がP社から入っていて積み荷をする際に、現場担当者がS社との信頼関係があるとして気を利かせ指示書がないままS社の荷物も一緒に積んで送ってしまいました。S社としては、自分たちのミスではあることを認めながら「そういう時は積み荷をする前に確認電話を一本貰えれば問題なかったはず」と釘を刺されました、「当然です」。ちょっと理解しにくい文章になってしまいましたが、要は信頼関係は大切だが、それでも確認は必要だという教訓でした。
やはりプロの腕
当然と言えば当然のことだと思いますが、やはりその道のプロは凄いなと改めて感心させられます。先ほど今春からまぐろまんを取り扱うお得意先様から画像が送られてきて感嘆しました。プロの料理人さんとプロのカメラマンさんとプロの監督さんが揃っての仕事だと思うのですが、何人かの人に見て貰ったら「本当に美味しそうですね、つい食べたくなるね、マグロの良い色が出てますね、等々」率直な感想でしたが、一枚の画像がどれ程大切かを見せられたような画像です。まぐろまんもさぞ嬉しいだろうと思ってしまいます。春の出荷が楽しみです。
動脈硬化症
先週は「脳血流シンチグラフィ検査」と今週は「頸動脈エコー検査」を行った家内が「その検査結果を一緒に聞いて欲しい」というので病院の医師を訪ねて行きました。検査記録を示しながら「動脈硬化症が2ヶ所ほど見られますが、この程度ならまだまだ大丈夫です。特効薬は特にありませんが、ストレスを抱えないこと、偏った食事や塩分・脂分を取りすぎないこと、良く運動をすること、喫煙や飲酒をなるべく控えること、血圧を安定させること、そして規則正しい生活を送ることで症状を抑えることが出来ます」との所見を述べられました。心配性の顔がみるみる明るくなり、弾んだ声で色々質問を浴びせていましたが、医師は一つ一つに熱心に誠意をもって受け答えしてくれました。「年齢的なものもありますから1年に1度はこの検査をして下さい。今の段階で大きな心配は要りません」と明言され、晴れて病院を後にしました。真っ青な空を見上げながら本当に嬉しい気分になりました。昨年1月は甲状腺の切開手術を行って来ただけにまた大きな病気をしたらどうしようと本人は本当に不安だったようです。それが「大丈夫」と太鼓判を押されてワクワクしている姿が手に取るようでした。長年連れ添った仲ですが、「ピンピンコロリンを目指し、とにかくどちらも大きな病気をしないように元気で励まし合って生きて行こう」と常々語り合って来ました。そして今日は二人が出会った時の最初の写真を出して来て、「この時の気持ちを忘れずに」を合言葉に再出発をしました。(今日はどんな宣告を受けるのかと心底悩んでいたようでしたから)
営業の宝とは
社会人7年目の次女は証券会社に勤務していますが、会社側から「将来はどのようになりたいか、希望をレポートしなさい」と言われここ数日頭を抱えていたようです。営業は嫌いではないようですが、何しろ「商品が凄すぎる」といつも思いながら「良く営業をしているなあ」と感心していました。形ある商品なら使って頂いてその良さを実感して貰うことでお客様に喜んでもらえますが、証券というのは(あまり深くは知りませんが)良いと思って奨めても次の日には下落してしまうということは日常茶飯事だと思うので、証券営業というのは最も難しい分野の一つではないかと思っていました。営業は嫌いではないという部分を掘り下げて話し合ってみると、お客様に相当愛されたり可愛がられたりしていることが分かって来ました。商品は高騰したり下落したりを繰り返している中でも、「それはあんたのせいじゃないよ、私はあんたの誠実さに脱帽してお付き合いをしてるんだからね」というお客様が多いと聞き、この子は何と恵まれた子かと思いました。そして今まで7年間でお世話になったお客様を思い起こしてどれ程恩恵を受けて来たかを記してみなさいとアドバイスしました。結局営業とは物や商品を販売しているようで本質は人と人とを繋ぐ媒介のようなものだと納得し合いました。
鈍いながらも
5万人以上の感染者数は連日の最多数を更新しています。動こうにも足が止まってしまい、なかなか思うような活動は出来ていません。それでも様々な動きはあります。その1つ目は2月16日(水)に開催予定の東海圏での某問屋さんの展示会です。社長から「展示会は開催するので提案商品のリストを価格付きで提出してください」という要請電話がありました。早速作成してメールで送信しました。展示会営業はまぐろまんに取って大きな活動の場ですが、このコロナ6波のせいでどうなるかと懸念していた矢先に「決行」の連絡でした。2つ目は昨年のシーフードショーで出会ったお客様から「2022年度春夏版にまぐろまんの採用を決定しました」という通知です。あれから2ヶ月が経過していましたが、ずっと検討しておられたということでようやく動き出すようです。全国のゴルフ場への食材等を納める企業で景品に使用するとのことでした。肉類やカニなどは沢山提案しているがマグロは初めてで当たれば大きいよと展示会の際に社長が話しておられたのを思い出しています。3つ目は既存客からで「こんなコロナ時でもまぐろまんは良く流れているね、納品サイトは年末よりもかなり緩和されましたか」という内容で、主に冠婚葬祭ルートに特化した得意先で安定的にまぐろまんを使用して頂いています。4つ目は、本マグロ中トロを使いたいが賞味期限を教えて欲しいということで、再度工場に確認したところ『-18℃では7日間、-50℃だと1年間』を記載することが出来ると判明しました。実のところ-50℃1年間は今までに打ったことがなかったので確認出来て良かったです。等々コロナ下で動きは鈍いものの動いてさえいれば道は見えてくると確信しています。
1本の電話
先日サンプル依頼を受けて出荷した東海圏の担当者の方から「今サンプルを持参して営業に来ているのですが、どうもうまく説明が出来ません。相手の方に代わりますので説明して頂けませんか」と1本の電話が入りました。よくあるパターンなので「いいですよ、代わってください」と伝えると早速相手の方が電話口に出て来られて「自分もマグロを扱っているがどうしてこんな凄いマグロが出来るのか説明してくれませんか」と言われました。担当者の方が規格書を持参しているということでその中の工程表を示しながらひとつひとつ案内しました。途中でいくつもの質問が入るのでそれに答えていると時間も経過していきますが、相手のお顔が見えませんのでその分出来るだけ丁寧にまぐろまんの特徴を伝えました。「自分たちも冷凍マグロを解凍して使っているが、どうしても発色しないで使えないものも出てきてしまう。その点このマグロは発色するものだけを商品化して出荷するという技術だということが良く理解できました」と言って納得され、最後に担当者の方に電話を渡されました。コロナの感染者数が連日過去最多を更新している中でこのようにまぐろまんを拡販して頂く全国の営業の皆さんには本当に頭が下がります。先ほども12月初めにいきなり先方の事情でまぐろまんの出荷が停止してしまった大口顧客から「再開開始」のファックスが入り安堵したところでした。営業に近道なし、ただコツコツ積み重ねていくのみ。
非課税所帯
個人事業主をしている友人と久しぶりに談笑しながら近況報告をし合いました。帰り間際になってから「こんなことを話すのは気が引けるが一応報告して置こうと思って」と前置きしながら「古い友達からの情報だったんだが、実は自分も事業はやっているがコロナ禍で収入が減少し、事業的には非課税所得者になっていると告げたら『社会福祉事務所で相談したら』と勧められるままに行ってみたところ『支援金が出ます』と言われて申請したところ昨年10月から振り込まれるようになったんだ」と打ち明けてくれました。「そのお陰で何とか年を越せるようになったし、何とか次に向けて頑張れるようになった」というので本当に良かったと思いました。「いろいろ難しい事情はあるけれど、総じて日本という国に生きていて本当に良かった」というのが彼の締めの言葉でした。そして最後に「田中英道」という人物が、日本のルーツは朝鮮や大陸ではなく、もっと遠い「ユダヤ」から来ていると説いているがもっと深く勉強してみたいと言い残して別れました。
府民共済
掛け金が手頃なことや様々な条件が合致したことでもうかなり以前から府民共済に加入しています。年に1度は割戻金があって幾らかでも返ってくるのも楽しみの一つですし、誠実そうで継続しています。今回左目の緑内障のレーザー手術についても申請書を直ぐに手配して貰えました。郵送しますということだったのですが手術日が翌日だったために本部事務所に電話して直接受け取りに行きましたが快く準備して貰えました。術後に医師から発行される診療明細書と申請書を早速記入して当日のうちに郵送しました。12日(水)が手術日だったのですが、17日(月)には手術共済金を指定口座に振込みましたという通知ハガキが届きました。土日を挟んでも5日後の入金には驚きました。実を言うと手術に掛かった費用よりも手術共済金として振込まれた金額の方が多かったのです。明細も記されていましたので間違いではないことは確かですが、結果的に加入していて本当に良かったと感じています。年齢が進むにつれて体調面でも不安を感じ始める時期に来ていますので、少しでも安心材料があるというのは嬉しいことです。先進国の雄である米国でさえ保険システムが充実していないと聞くと、様々な事情はあるにせよ日本という国は実に良い国だとつくづく実感します。